西九州新幹線用N700Sを1編成増備…6両編成4本をフルに運用

6両編成1本が増備される西九州新幹線用N700S系8000番台。
6両編成1本が増備される西九州新幹線用N700S系8000番台。全 1 枚

JR九州は11月18日、西九州新幹線用N700S増備などへ向けて「グリーンボンド」を発行すると発表した。

グリーンボンドとは、地球温暖化などの環境問題解決に貢献する「グリーンプロジェクト」と呼ばれる事業の資金調達のために発行される債権のことで、今回、償還期限3年のものが50億円、5年のものと10年のものが100億円ずつの計250億円が発行される。11月18日時点では金融機関を中心に39の投資家が投資を表明している。

現在、JR九州のN700S(N700S8000番台)は6両編成4本24両が在籍しており、そのうち1本が予備となっているが、フルに4本を運用するため、今回の資金調達により1本が増備されることになった。

調達する資金の用途としては、ほかに鹿児島中央駅(鹿児島県鹿児島市)の西口複合ビル、長崎駅(長崎県長崎市)の新長崎駅ビルの建設が挙げられており、いずれも2023年秋に開業する予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  5. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る