最高速305km/h、アウディ RS7 にその名も「パフォーマンス」仕様を設定 12月8日欧州発売

4.0リットルV8ツインターボは最大出力630psに強化

ブルーを使った専用仕上げのインテリア

「アウディドライブセレクト」で車両の特性が変化

アウディ RS7 スポーツバック・パフォーマンス
アウディ RS7 スポーツバック・パフォーマンス全 10 枚

アウディは11月29日、高性能4ドアクーペ『RS7スポーツバック』(Audi RS7 Sportback)に、欧州で『RS7スポーツバック・パフォーマンス』を設定し、12月8日に欧州市場で発売すると発表した。ドイツ本国でのベース価格は、13万5000ユーロ(約1925万円)だ。

写真:アウディ RS7 スポーツバック・パフォーマンス

◆4.0リットルV8ツインターボは最大出力630psに強化

RS7スポーツバック・パフォーマンスには、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを強化して積む。最大出力は600psから630psに30psアップ。最大トルクは81.6kgmから86.6kgmへ、5kgm引き上げられた。

トランスミッションは8速「ティプトロニック」で、シフトチェンジに要する時間を短くした。駆動方式は4WDの「クワトロ」で、RS専用チューンを受けた。0~100km/h加速は3.6秒から3.4秒に、0.2秒短縮している。

「RSダイナミック・パッケージ」が標準装備されており、最高速は250km/hから280km/h(リミッター作動)へ引き上げられた。ダイナミック・オールホイール・ステアリングは、RS専用ソフトウェアにより、前後アクスルのステアリング修正を積極的に行ってドライバーを支援する。リアアクスルには、「クワトロ・スポーツ・ディファレンシャル」が組み込まれた。

「RSダイナミック・パッケージ・プラス」がオプション設定された。このパッケージでは、最高速が305km/hに引き上げられ、RSセラミックブレーキシステムが装備される。ブレーキキャリパーはグレー、レッド、ブルーから選択可能で、ディスク径はフロントが440mm、リアが370mm。RSセラミックブレーキシステムは、スチール製のディスクと比較して約34kg軽量で、バネ下重量の削減に貢献している。

アウディ RS7 スポーツバック・パフォーマンスアウディ RS7 スポーツバック・パフォーマンス

◆ブルーを使った専用仕上げのインテリア

インテリアでは、グレーとレッドの「RSデザインパッケージ」に加えて、ブルーが追加された。アルカンターラブラックのステアリングホイールには、メルカートブルーのコントラストステッチが採用され、フロアマット、センターコンソール側面、セレクターレバーカフにもブルーのコントラストステッチが添えられた。シートベルトは全面がオーシャンブルーで、カーボン模様の装飾インレイに加えて、オプションでブルーのアクセントが配される。

セレクターレバーノブとセンターコンソール側面は、リサイクルされたPET繊維を約45%含む「Dinamica(ダイナミカ)」マイクロファイバー製。スポーツシートの張地には、ハニカムステッチとメルカートブルーのコントラストステッチが施された「Valcona(バルコナ)」レザーを使用した。フロントドアに装備されたエントランスLEDが、「RS performance」の文字を路面に投影する。

RSデザインパッケージには、3つのカラーバリエーションが用意され、オプションでDinamicaマイクロファイバー製の装飾インレイ、ドアアームレスト、センターアームレストを追加することが可能だ。この装備パッケージを選択すると、シートセンターパネルにはグレー、レッド、ブルーのインレイが採用され、パフォーレーテッドスポーツシートを通して、顧客が選択したカラーを見ることができる。シートバックには、同じカラーでRSロゴがエンボス加工された。

アウディ RS7 スポーツバック・パフォーマンスアウディ RS7 スポーツバック・パフォーマンス

◆「アウディドライブセレクト」で車両の特性が変化

ダイナミックハンドリングシステムの「アウディドライブセレクト」によって、ドライバーは車両の特性を変化させることができる。エフィシェンシー、コンフォート、オート、ダイナミックに加え、カスタマイズ可能な2つの専用モードの「RS1」と「RS2」の合計6つのプロフィールを選択することが可能だ。

また、専用のドライビングモードが採用された。例えば、コースティング機能はエフィシェンシーモードでのみ作動する。これにより、160km/hまでの走行中に、エンジン負荷に応じて内燃エンジンを休止させ、燃料を使用することなく惰性走行することが可能だ。

さらに、エンジンコントロールユニットのソフトウェアのチューニングにより、ドライブセレクトモード「ダイナミック」でSモード、またはドライビングモードSを選択している場合に、サスペンションがより引き締められ、よりエモーショナルな走りを追求した。トランスミッションコントロールユニットには最新のソフトウェアが導入され、シフトタイミングが短縮されるとともに、各ドライビングモードの違いをさらに明確にした、としている。

《森脇稔》

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