まさにベスト・オブ・ジャパン! マニア心くすぐる新旧名車が『マッチボックス』に集合

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1982 ダットサン 280 ZX
1982 ダットサン 280 ZX全 32 枚

アメリカの総合玩具メーカー、マテル社が展開するマッチボックス」は、イギリス生まれのミニカーブランド。1947年に創業した、ダイキャスト製品メーカーにルーツを持つ老舗銘柄だ。マッチ箱そっくりのパッケージで販売したことから、1953年に命名された。

特徴はリアル路線で、欧州車を中心に日本車やアメリカ車、はたらくクルマなどを実車を忠実に再現するスタイリング。今回この12月に、マッチボックスから日本車ばかりをミニカー化したベスト・オブ・ジャパンアソートの第2弾が登場する。それぞれの時代を彩った新旧様々な顔ぶれを紹介していく。

日産・ホンダ・三菱の新旧世代の名車が集合!ベスト・オブ・ジャパンアソートに心躍る

1982 ダットサン 280 ZX1982 ダットサン 280 ZX

まずは名車「1982 ダットサン 280ZX」をご紹介。1978年に登場したS130型こと2代目フェアレディZの海外仕様で、280ZXは145ps/23.0kgmを発生するL28E型2.8リットル直列6気筒エンジンを搭載。ボディはルーフの短い2シーターモデルのフォルムだ。以前にブラックとシルバーのマンハッタンカラーでも販売されたが、今回はレッド。Zファンならずとも、抑えて置きたい1台だ。こちらもドア開閉ギミックを備えている。

2023 日産フェアレディZ2023 日産フェアレディZ

続いて「2023 日産 フェアレディZ」もラインナップ。RZ34こと新型『フェアレディZ』の特徴を細部に至るまで再現しており、鮮やかなブルーのボディでの登場となる。この青色は実車では“セイランブルー”として設定される特別色で、塗料に混じったアルミによって太陽光を反射する深い陰影感が特徴。マッチボックスでも存在感たっぷりの仕上がりだ。さらに今回のアソートはいずれのモデルも実車の機構を再現するギミックが導入されており、このZはドアの開閉が可能。実車が入手困難な新型フェアレディZを、1/64スケールミニカーでぜひとも手に入れてほしい。

1975 三菱 ランサーセレステ1975 三菱 ランサーセレステ

新旧揃い踏みしているのはZだけではない。こちらも根強いファンが多い三菱『ランサー』の歴代モデルから、スポーティな2台が選ばれた。「1975 三菱 ランサーセレステ」は、『ギャランFTO』の後を受けて1975年に発売されたファストバッククーペ。ラテン語で青空を意味するサブネームを持ち、ロングノーズの流麗なフォルムに、ルーバー風のクオーターウインドウを備えたスタイリッシュな3ドアモデルだ。1978年にマイナーチェンジで角形ヘッドライトを採用するが、今回のミニカーは初期の丸形ライト仕様。黄色いボディに黒ストライプが入ったカラーリングは、当時のイメージカラーを再現しているのがニクイ。

1994 三菱 ランサーエボリューションIV1994 三菱 ランサーエボリューションIV

そして、ランサーの歴史で外せないのが“ランエボ”ことランサーエボリューションだ。今回のアソートには「1994 三菱 ランサーエボリューションIV」、いわゆる“エボIV”が加えられた。ランサーのフルモデルチェンジを受けて、ベースとなるボディを一新。さらにステアリングやブレーキなどのデータをもとに左右後輪の駆動力をコントロールするAYCを導入し、旋回性能を大幅に向上した。ランエボの大きな武器である4WDのハイテク化が加速するきっかけとなったモデルでもある。ギミックはボンネット開閉で、前世代のランエボとは搭載位置を反転し、当時の自主規制値である280psに到達したエンジンを眺めて楽しむことができる。

1963 ホンダ T3601963 ホンダ T360

ホンダからは、なかなか興味深いセレクトの新旧2台名車をモデル化。まず「1963 ホンダ T360」は、ホンダ初の量産四輪車となった軽トラックだ。日本初のDOHCを採用したエンジンはフロントシート下に搭載される、いわばフロントミドシップ。354ccながら、8500rpmで30psを発生する高回転型ユニットだった。ミニカーには、スペアタイヤなどが積載されるボンネットの開閉ギミックが組み込まれているのでこちらも要注目。

2004 ホンダ S20002004 ホンダ S2000

このフロントミドシップ・後輪駆動と高回転型ユニットを備えるホンダ車といえば、ホンダ『S2000』を忘れることができない。「2004 ホンダ S2000」がアソート入りしている。創立50周年を迎えた1999年に発売され、ホンダとしては29年ぶりのFR車となったオープンスポーツモデル。当初の初期型モデル(AP1)には9000rpmまで回り、自然吸気で250psを発生するF20C型2.0リットル直列4気筒エンジンが搭載された。オープンカーでありながらハイXボーンフレーム採用で高剛性かつ前後重量配分50対50を実現し、その魅力から中古車市場でもプレミア化がとまらない名車だ。ミニカーではボンネット開閉ギミックにより、このエンジンルームを目にすることができる。

パッケージは水彩画風のイラストが描かれたペーパーボックスタイプで、とにかく見た目がエモい。それでいて緩衝材にも紙を使用した、プラスチックフリーな仕様で環境にもバッチリ配慮されている。価格は各440円(税込)だ。

マニアをくすぐる“リアル感”、コレクターズアソートの日本車にも要注目!

1990 トヨタ MR2 W201990 トヨタ MR2 W20

このほかにも、魅力的なラインナップが目白押しだが、筆者の注目はコレクターズアソート。いずれもゴム製タイヤとギミックを採用するプレミアムな仕様で、ブリスターパッケージにはミニカーとともに1960年代のパッケージを彷彿させる紙箱が封入されている。今回のアソートはアメリカ車2台、イタリア車と日本車が1台ずつで、そのうち3台がミドシップスポーツだ。

日本車から選ばれたのが「1990トヨタMR2 SW20」。日本初のミドシップである初代に続き、1989年に登場した2代目トヨタ『MR2』の、1型と呼ばれる最初期モデルがモチーフだ。エンジンを1.6リットルから2.0リットルへ拡大し、動力性能を大幅に高めたモデルだが、マイルドになったスタイリングが災いしてか、ミニカー化される機会があまり多くない。実は筆者も同車のオーナーでこのセレクトには思わずぐっと胸が熱くなった…!MR2ファンだけでなくとも、ぜひ手にとってほしい1台だ。

フォード GT40フォード GT40

その他、由緒ある車名を25年ぶりに復活させたSUVの「2021フォード・ブロンコ」や、同じくブルーオーバルのレジェンドといえる「フォード GT40」も登場。さらに1990年、名車ランボルギーニ『カウンタック』から、独特のシザースドアやV12ミドシップを受け継ぎデビューした「ランボルギーニ・ディアブロ」もラインナップされる。実はヘッドライトが日本のフェアレディZ(Z32)と同型のパーツが使われており、日本車とのつながりを感じてしまうから不思議だ。コレクターズアソートの価格は各880円(税込)。

まもなく70周年とミニカーブランドとしては長い歴史を持つマッチボックス。年間100車種の展開を予定し、330円(税込)のベーシックカーも数多く揃っている。最新情報はマテルの公式ウェブサイトからチェックしよう!

マッチボックスの日本車アソートが熱い!マテル公式ウェブサイトはこちら

《関耕一郎》

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