大阪メトロの森之宮検車場内に新駅…大阪・関西万博後に開業

「大阪城東部地区のまちづくりのコンセプトと合致し、西の拠点と対峙する『シンボリック、かつ、インテリジェンス(知)・イノベーション(革新)・インキュベーション(新規事業等の孵化)』を球体が浮かび上がってくるイメージで表す唯一無二のデザイン」とされる森之宮新駅のエクステリア。
「大阪城東部地区のまちづくりのコンセプトと合致し、西の拠点と対峙する『シンボリック、かつ、インテリジェンス(知)・イノベーション(革新)・インキュベーション(新規事業等の孵化)』を球体が浮かび上がってくるイメージで表す唯一無二のデザイン」とされる森之宮新駅のエクステリア。全 7 枚

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は12月21日、森之宮検車場(大阪市城東区)内に新駅(森之宮新駅)を設ける方針を明らかにした。

【画像全7枚】

大阪府と大阪市では、2012年頃から大阪城東部地区で大阪城公園や周辺のにぎわい創出、森之宮周辺の活性化を図るための「グランドデザイン・大阪」を策定。これに基づき、2020年には大阪府や大阪市、大阪府立大学・大阪市立大学・大阪公立大学・大阪公立大学工業高等専門学校を管理運営する「公立大学法人大阪」との間で新大学基本構想が策定され、2025年度を目途に都心のメインキャンパスを森之宮に整備することとされた。

森之宮新駅はこの動きと、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催される「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)を視野に入れたもので、大阪メトロでは中央線上に新駅を設けることで、同線を大阪における東西の基軸にするとしている。

新駅は万博後に設置される計画だが、それまでは万博輸送に備えて森之宮検車場内に13列車分の留置線を整備することになっており、そのスペースが新駅に充てられる計画。

大阪メトロでは今後、新駅の需要予測や収支、建設・運転計画を詳細に検討した上で、事業化へ向け関係者と協議を継続するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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