箱根山に新時代、リニューアル十国峠ケーブルカーで絶景&グルメへ 富士急が進出

富士急行グループになった新生「十国峠ケーブルカー」 さっそくピングーが応援に駆けつけて
富士急行グループになった新生「十国峠ケーブルカー」 さっそくピングーが応援に駆けつけて全 22 枚

「箱根山戦争」というワードを知ってる人は、いま箱根・十国峠へ行くと、「えっ!? そうなの!」と新時代の衝撃を受けるかもしれない。しかも、Z世代が注目する富士山絶景最新フォトスポットや映えグルメが出現したってことで、箱根山戦争を知らない世代もみんな、熱海から標高770mをめざし、熱海旅行とセットで行く地に進化した。

【画像全22枚】

◆そこが、“新生 十国峠ケーブルカー”

富士急行グループになってリニューアルした十国峠「PANORAMA TERRACE 1059」展望台&ビュースポット富士急行グループになってリニューアルした十国峠「PANORAMA TERRACE 1059」展望台&ビュースポット

まずはシニアたちがよく知る箱根山戦争についてかんたんに振り返る。実際にあった戦争などではなく、鉄道会社のシェア争い。1960年代から、箱根を舞台に堤康次郎の西武グループと安藤楢六による小田急グループ、その小田急グループの後ろにつく五島慶太の東急グループの間で、20年以上にわたって繰り広げられた競争のこと。

ってことで、この十国峠ケーブルカーも、こうしたいきさつから西武グループの伊豆箱根鉄道が保有していた。が、ことし2月から同線や駅施設などを譲り受けて運営を始めたのが、富士急行グループ。富士急といえば、河口湖など富士五湖側の“裏富士”を商圏とするイメージが強いけど、箱根方の表富士へ、躍り出た格好か。しかもこの先、同じく伊豆箱根鉄道が保有していた芦ノ湖遊覧船も富士急行グループの手に渡る。

◆富士急流、絶景フォト&グルメスポットに刷新!

富士急行グループになってリニューアルした十国峠「PANORAMA TERRACE 1059」展望台&ビュースポット富士急行グループになってリニューアルした十国峠「PANORAMA TERRACE 1059」展望台&ビュースポット富士急行グループになってリニューアルした十国峠「PANORAMA TERRACE 1059」展望台&ビュースポット富士急行グループになってリニューアルした十国峠「PANORAMA TERRACE 1059」展望台&ビュースポット

昔話はそれぐらいにして、新生・十国峠ケーブルカーへ。富士急は、駅も十国峠 展望台も大リニューアル。「十国峠パノラマケーブルカー」や、山頂のテラスハウスも8月に「PANORAMA TERRACE 1059」&「TENGOKU CAFE」として、Z世代も注目の絶景フォト&グルメスポットに大変身した。

PANORAMA TERRACE 1059 の「1059」は、「じゅっこく」と「てんごく」を重ね合わせてネーミング。TENGOKU CAFE からは、冬限定ピングーコラボメニューと富士山の絶景をいっしょに楽しめる。富士山はもちろん、十国峠という名のとおり、伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・相模・武蔵・上総・下総・安房(静岡県・山梨県・長野県・神奈川県・東京都・千葉県)が見渡せる360度パノラマも、最高の眺め。西には三島や沼津市街をめざす新幹線や、駿河湾が映り、東側には遠くに東京・横浜の高層ビル街もうっすら浮かび上がる。

この冬限定のピングーとコラボしたケーブルカーやグルメ、フォトスポットでさらににぎやかになった十国峠ケーブルカーまわり。夜には「天空のナイトツアー」と題して、沼津の街まで見渡せる十国峠山頂からの夜景鑑賞とケーブルカー往復、山頂1ドリンク、熱海エリアから十国峠ケーブルカー乗り場までの無料送迎バスなどがセットになったチケット(大人2000円・子ども1000円)も12月・2023年1月の土休日などに発売する。

◆熱海の離島 初島もピングーが“上陸” クルーズ船にも

富士急行グループ 初島行きクルーズ船もピングーが“乗船”富士急行グループ 初島行きクルーズ船もピングーが“乗船”

十国峠・芦ノ湖へと進出する富士急行グループは、実は熱海エリアにも古くから展開している。「首都圏からいちばん近い離島」といわれる初島(はつしま)には、富士急行グループの離島リゾート「PICA初島」がある。熱海港と初島を30分で結ぶクルーズ船2隻も、富士急行が保有。このクルーズ船にも冬限定でピングーがあちこちに出現。ピングーといっしょに船旅やコテージの時間を過ごせる。

今回、最もお得だなと感じたのは、12月16日から2023年2月5日までの期間限定「富士急熱海エリア・周遊促進キャンペーン」チケット。熱海⇔初島 往復乗船券、初島アジアンガーデン入場券、初島「島の湯」入浴券、イルミネーションクルーズ(夕方からの周遊クルーズ)、十国峠パノラマケーブルカー、温泉の素(1回分)がセットになって、大人3800円・子ども1900円。通常合計金額が大人6870円だから、45%も割引ということで、「海も山も絶景&グルメを体感したい」という人にはいいかも。

とにかく現地に行ってみて感じたのは、クルマで行っても電車・路線バスで行っても、新しい十国峠に軽い衝撃を受ける。絶景スポットはZ世代がよろこぶ“お立ち台”やフォトスポットが美しく整い、シニアには箱根山新時代が見え隠れする。西武系のカラーをまとった路線バスが行き交う十国峠に、富士急のバスや富士急カラーのケーブルカーが姿をみせるシーンは、令和を感じる。

《レスポンス編集部》

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