EV観光バス、航続280kmを実現…EVモーターズジャパン

EV観光バス
EV観光バス全 17 枚

EVモーターズ・ジャパンは、EVコミュニティバス、EV路線バスに続く第3の車種として「EV観光バス」をラインアップに追加した。

EV観光バスは、210kWhの大容量バッテリーと独自技術の「アクティブインバータ」を搭載。280kmの長距離走行を実現する。

通常のインバータは反応速度が遅く、加速減時の出力コントロールでいくつもの出力ピークが発生。これらの出力電力はほとんどが熱ロスとなり、バッテリー劣化と電力消費の増大という悪循環を引き起こしている。

今回発売するEV観光バスでは電池の劣化予測・出力最適化制御をバッテリーマネジメントユニット(BMU)が行い、アクティブインバータにてダイレクトモーター制御している。そのため、マイクロ秒単位でのリアルタイムトルク制御が可能で、発進、坂道走行、走行時加減速にて、電池消費をコントロールし、極力ピークが発生しないようにスムーズな出力制御を実現。これにより、バッテリー劣化防止と電力消費の大幅低減を実現した。

基本骨格には、長寿命・軽量コンポジット素材のFRP・アルミハニカムを採用。ボディの軽量化により、長距離走行の実現に寄与する。また一般的な素材と比べ、耐久年数は20年と長いため、安心して運行を続けることができる。内装は座席仕様、座席レイアウトともにカスタムメイド可能。大容量バッテリーの搭載により、非常時の移動用電源やBCP対策の産業用蓄電池等、様々な用途へ使用でき、オプションにて側面やルーフ部分へ薄膜ソーラーパネルも搭載できる。

EV観光バスは全長8850×全幅2490×全高3450mm、ホイールベースは4500mm。乗車定員35人。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る