復活の「インテグラ」、北米カーオブザイヤー2023受賞…日産「フェアレディZ」を抑える

新型は5ドアデザインのプレミアムスポーツコンパクトに

日本でデザインされた大胆なスタイリング

最大出力200hpの1.5リットル「VTECターボ」搭載

北米カーオブザイヤー2023を受賞したアキュラ・インテグラ 新型
北米カーオブザイヤー2023を受賞したアキュラ・インテグラ 新型全 10 枚

北米カーオブザイヤー主催団体は1月11日、「2023北米カーオブザイヤー」(2023 North American Car of the Year)を、アキュラ『インテグラ』新型に授与すると発表した。

写真:アキュラ・インテグラ 新型

◆新型は5ドアデザインのプレミアムスポーツコンパクトに

アキュラ・インテグラ 新型アキュラ・インテグラ 新型

北米カーオブザイヤーは30回目だ。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、過去1年間に北米で発売、またはデビューした新型車の中からベストな1台を選出する。

2023北米カーオブザイヤーの最終選考に残っていた3車種は、以下の通り。

●アキュラ・インテグラ

●ジェネシスG80 EV

●日産Z(日本名:フェアレディZ)

この3車種の中から、アキュラのインテグラ新型が2023北米カーオブザイヤーを受賞した。16年ぶりに復活を果たした新型インテグラは、5ドアデザインのプレミアムスポーツコンパクトとして、アキュラブランドのラインナップに加わった。

審査員のひとりは、「ホンダの『シビック』がベースのインテグラは、ルックスや走りが良く、マニュアルトランスミッションを用意する数少ない車のひとつ」とコメント。別の審査員は、「運転が楽しく経済的で、毎日運転するのが楽しい車」と語っている。なお、前回は、ホンダのシビックが、3度目の北米カーオブザイヤーに輝いている。

◆日本でデザインされた大胆なスタイリング

アキュラ・インテグラ 新型アキュラ・インテグラ 新型

日本でデザインされた新型インテグラは、大胆なエクステリアスタイリングを持つ。傾斜したルーフラインとリフトバックテールゲートを特徴とし、独特のクーペのような存在感を発揮している。歴代インテグラを現代的に解釈した第5世代モデルは、ヘッドライトとテールライトの下にエンボス加工されたインテグラのロゴをあしらった。

2019年夏の『タイプSコンセプト』で最初に発表されたアキュラの新しいフレームレスダイヤモンドペンタゴングリルを、新型インテグラに採用する。アキュラならではのユニークなヘッドライトは、新型インテグラの場合、「ジュエルアイ」と呼ばれるLEDヘッドライトと、その上に配置された「シケイン」と名付けられたLEDデイタイムランニングライトを組み合わせている。

リアは、筋肉質の後輪アーチとデュアルエキゾーストを装備し、ワイドなトレッド強調している。従来のインテグラに触発されたリアスタイルは、フロントのシケインLEDデイタイムランニングライトと共通イメージのワイドなテールライトを採用している。

◆最大出力200hpの1.5リットル「VTECターボ」搭載

パワートレインには、1.5リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」エンジンを搭載する。そのスペックは、最大出力200hp/6000rpm、最大トルク26.5kgm/1800~5000rpmと発表された。新開発のコイルタイプのエキゾーストシステムは、インテグラならではの走行体験をさらに強化するエモーショナルなエキゾーストサウンドを発する、と自負する。

トランスミッションはCVTが標準で、高出力ターボエンジン用に特別チューンされた。CVTはスロットル入力に素早く反応するという。ステアリングホイールには、パドルシフトが付く。

インテリアは、ドライバー重視のデザインとした。10.2インチのアキュラ「Precision Cockpit」デジタルディスプレイ、スマートフォンとの連携、8スピーカーのプレミアムオーディオシステム、USB-C充電が標準装備されている。ヒーター付きフロントシートは合成レザー仕様で、運転席は8方向のパワー調整が可能。エボニー、レッド、オーキッドの3色から選択できる。

《森脇稔》

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