ホンダ、米国四輪車生産3000万台…40年で達成

米国四輪車生産3000万台を祝福する米ホンダの従業員
米国四輪車生産3000万台を祝福する米ホンダの従業員全 3 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は1月19日、米国工場における四輪車の生産台数が3000万台に到達したと発表した。

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今回達成した3000万台は、ホンダのオハイオ州の3つの四輪車工場(メアリズビル、イーストリバティ、パフォーマンスビルドセンター)をはじめ、アラバマ州、インディアナ州の合計5工場の生産台数を反映したもの。

ホンダは1979年、ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(HAM)のオハイオ州メアリズビル二輪工場において、二輪車の生産を開始。9月10日に第1号車がロールアウトした。

翌1980年1月には日本の自動車メーカーとして初めて、米国で乗用車を現地生産する計画を発表した。二輪工場の隣接地にメアリズビル四輪工場を建設し、『アコード』が1982年11月1日にラインオフした。米国工場での3000万台は、生産開始から40年での達成となる。

現在、アラバマ州、インディアナ州、オハイオ州のホンダの5つの自動車工場では、アコードや『CR-V』を含めて、ホンダとアキュラの合計12車種を現地生産している。また、エンジンやトランスミッション、2モーターハイブリッドシステムは、オハイオ州、アラバマ州、ジョージア州で生産している。 ホンダは、部品工場を含めた米国の8工場でおよそ1万7000人を雇用しており、年間130万台の自動車生産に貢献している。

《森脇稔》

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