メルセデスベンツ『GLE』改良新型、PHEVを設定…380馬力に出力向上

ガソリンの「GLE 400 e 4MATIC」グレードが40hp強化

EVモードの航続は最大105kmに

第2世代の「MBUX」インフォテインメントシステム

メルセデスベンツ GLE クーペ 改良新型のPHEV
メルセデスベンツ GLE クーペ 改良新型のPHEV全 10 枚

メルセデスベンツは1月31日、ミドルクラスSUV『GLE』(Mercedes-Benz GLE)の改良新型に、欧州でプラグインハイブリッド車(PHEV)を設定すると発表した。PHEVシステムは、最新の第4世代にアップグレード。SUVの『GLE SUV』とクーペの『GLE クーペ』が用意されている。

写真:メルセデスベンツ GLE 改良新型のPHEV

◆ガソリンの「GLE 400 e 4MATIC」グレードが40hp強化

改良新型のPHEVには、ディーゼルとガソリンがある。ディーゼルは、「GLE 350 de 4MATIC」グレードだ。エンジンは直噴2.0リットル(1993cc)の直列4気筒ディーゼルターボで、最大出力197hp、最大トルク44.9kgmを発生する。モーターは、最大出力136hp、最大トルク44.9kgmで、システム全体では、333hpのパワーと76.5kgmのトルクを獲得する。動力性能は、0~100km/h加速6.9秒、最高速210km/hとした。

ガソリンは、「GLE 400 e 4MATIC」グレードだ。エンジンは、直噴2.0リットル(1999cc)の直列4気筒ガソリンターボで、最大出力252hp、最大トルク40.8kgmを発生する。モーターは、最大出力136hp、最大トルク44.8kgmで、システム全体では、380hpのパワーと61.2kgmのトルクを獲得する。

GLE 400 e 4MATICグレードは、従来モデルに対して、およそ40hp強化された。この効果もあって、動力性能は、0~100km/h加速6.1秒、最高速210km/hとなる。

◆EVモードの航続は最大105kmに

メルセデスベンツ GLE SUV 改良新型のPHEVメルセデスベンツ GLE SUV 改良新型のPHEV

二次電池として、蓄電容量31.2kWhのリチウムイオンバッテリーを積む。EVモードの航続はガソリン仕様、ディーゼル仕様ともに、最大105km(いずれもWLTPサイクル)とした。

プラグインハイブリッドシステムの駆動プログラムが、改良を受けた。ルート中の最適なセクションにおいて、EVモードに切り替わる。たとえば、都市部の走行ルートでは、改良新型はEVモードでの走行を優先する。オフロードドライブプログラムも導入されており、オフロードでもEVモードで走行できるようになった。

改良新型には、出力11kWのチャージャーを搭載している。自宅用のAC 電源または3相ウォールボックスから充電できる。オプションで出力60kWのDC急速充電器も利用できる。

◆第2世代の「MBUX」インフォテインメントシステム

メルセデスベンツ GLE クーペ 改良新型メルセデスベンツ GLE クーペ 改良新型

インフォテインメントシステムの「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」は第2世代に進化した。ハードウェアとソフトウェアが改良され、さらにデジタル化され、インテリジェント化されている。さまざまな車両の機能と快適性の機能を、鮮やかなLCDディスプレイで制御できる。ドライバー正面とダッシュボード中央のディスプレイは、引き続き12.3インチ。ダッシュボード中央のディスプレイは、タッチスクリーンとした。Apple「Car Play」と グーグル「Android Auto」は、ワイヤレスで利用できるようになった。

ディスプレイは、3種類の表示スタイル(クラシック、スポーティ、ディスクリート)と4種類のモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス、オフロード)でカスタマイズできる。

「ハイ、メルセデス」と呼びかけて起動する音声アシスタントは、「Mercedes me」アプリでオンラインサービスを有効にすることで、よりインタラクティブで学習できるようになる。さらに、乗員は「ハイ、メルセデス」と呼びかけることなく、システム自らが学習して特定の動作を行う。たとえば、電話の着信を自動的に受けることができるようになる。また、「ヘルプ」コマンドによって、車両の機能の説明を受けたり、Bluetooth でスマートフォンを接続する方法や救急箱の場所などの質問に、回答してくれたりする。車内での乗員の位置も認識。さらに、室内照明やブラインドなどの機能を、音声コマンドで制御できるようになった、としている。

《森脇稔》

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