軽バンが山小屋風キャンパーに:ゴードンミラー GMLVAN S-01…ジャパンキャンピングカーショー2023

ジャパンキャンピングカーショー2023:ゴードンミラー
ジャパンキャンピングカーショー2023:ゴードンミラー全 21 枚

ゴードンミラージャパンキャンピングカーショー2023で展示していたのは、どことなく懐かしい感じがする軽キャンパー。ベースはダイハツ『ハイゼットカーゴ』。バリバリの商用車、軽バンなのだが、軽乗用車のトールワゴンをレトロに洗練させたデザインが懐かしくも新鮮だ。

ウッドパネル詳細写真

GMLVAN S-01』は、アースカラーのボディとオリジナルのアルミホイール、フロントマスクが特徴。カラーはダイハツがGMLVANのために作った特別色。塗装もメーカーのラインで製造時に施される(納車後のラッピングやオールペイントではない)。オリーブドラブとコヨーテの2色が用意される。丸目2灯のヘッドライトとGMLロゴのフロントグリルはユニークだ。こだわったのは内装に天然木のパネルをふんだんに使っていること。フロアは木目シートだが、天井、リアゲート内側、サイドパネル、跳ね上げ式のテーブルなどにオイルステンで仕上げたアカシア材が使われている。年1回程度、ワックスで手入れをしていけば使うごとに味わい深い色と肌触りを楽しめる。

シートカバーはCORDURA製のファブリック。クッション性があり触り心地もよい。シートカバーの色もこの車に合わせたオリジナルだという。LED照明は調光式になっている。難燃性の遮光カーテンがプライバシーも守ってくれる。

軽キャンパーにはダイハツも力を入れているので、GMLVAN S-01も新車提供が基本になる。オプション装備にもよるが展示車と同等の架装込みの納期は半年からだそうだ。ベース車がハイゼットカーゴだが、スマートアシストやパワースライドドア、オートクロージャーも装備されるという。保証やメンテナンスもダイハツディーラーで問題なく対応してくれるそうだ。

《中尾真二》

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