北欧のITスタートアップへ出資、サブスク型ボートクラブなど運営…ヤマハ発動機

Skipperiが運営するレンタルボート
Skipperiが運営するレンタルボート全 2 枚

ヤマハ発動機は2月7日、北欧最大手のサブスク型ボートクラブ「Skipperi Fleet(スキッペリ・フリート)」などを運営するフィンランドのITスタートアップ企業「Skipperi(スキッペリ)」に出資したと発表した。

[写真:Skipperiが運営するボートの予約管理アプリ]

スキッペリは、自社開発のデジタルプラットフォームを活用し、快適なマリン体験の場を提供するIT企業。主力事業のスキッペリ・フリートや、P2Pレンタル事業、安全教育事業も展開している。デジタル技術により、船の貸出業務をオンラインシステム化して無人で行うなど、ボートクラブ運営業務の省力化を実現。また、日々のオペレーションにてデータ取得とAIを用いることで継続的にシステムを進化させている。

今回のスキッペリへの出資は、マリン業界でも加速するDXへの対応に向けた開発力強化が目的。シェアリング領域におけるデジタルプラットフォーム開発を実現し、世界的に市場が拡大するシェアリングビジネスに対応すべく、戦略的パートナーとして協業する。

ヤマハ発動機は、「マリン版CASE」戦略の推進により、信頼性と豊かなマリンライフを軸にした「海の価値をさらに高める事業」へ進化させていくことをマリン事業の長期ビジョンとしている。今後も付加価値の高いサービスや次世代製品の開発を通じ、多様なライフスタイルに合わせたマリン感動体験の提供を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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