MINI『クロスオーバー』にBEVモデル登場!次期型プロトタイプを初スクープ

MINI クロスオーバー BEV プロトタイプ(スクープ写真)
MINI クロスオーバー BEV プロトタイプ(スクープ写真)全 23 枚

MINIが現在、開発を進める次期型『クロスオーバー』(海外名:カントリーマン)に、フルエレクトリック(BEV)バージョンが存在することが判明した。スクープサイト「Spyder7」がプロトタイプの姿を初めて捉えた。

プロトタイプのフロントドアには「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られ、後部には排気管が見当たらないため、BEVであることは間違いなさそうだ。

MINI クロスオーバー BEV プロトタイプ(スクープ写真)MINI クロスオーバー BEV プロトタイプ(スクープ写真)

フロントエンドのカモフラージュは、1月に捉えたICE(内燃機関)版クロスオーバーと酷似しているが、バンパー下部のエアインテークに、エンジン冷却のためのラジエーターが存在しない。ヘッドライトの形状はICE版と共通のようだ。アウトラインがシャープに釣り上がり、上下にはLEDデイタイムランニングライトバーが配置されていることもわかった。

キャビン内では、 センターコンソールには大きな丸いスクリーンがあり、その下には分厚いスイッチがいくつか見える。楕円形のデジタルインストルメントクラスターが装着されているようだ。

次期型は、BMW『2シリーズ アクティブツアラー』でデビューした前輪駆動プラットフォーム「FAAR」の進化版を採用。BMW『X1』『X2』第2世代モデルとの兄弟モデルとなる。全長は200mm(7.5~8.0インチ)延長され、4.5m(177インチ)まで拡大し、MINI史上最大のボディサイズとなることが濃厚となっている。

MINI クロスオーバー BEV プロトタイプ(スクープ写真)MINI クロスオーバー BEV プロトタイプ(スクープ写真)

EVパワートレインはBMW『iX1』と共有し、デュアルモーターによる全輪駆動となる。最高出力は313ps、最大トルクは494Nmを発揮するだろう。64.7kWhのバッテリーパックを積み、航続は最大272マイル(438 km)。130kWのDC充電に対応し、29分で70%の充電が可能だという。

MINIクロスオーバー次期型は2023年内のデビューが予想され、BEVバージョンはその半年後となるだろう。MINIは、もう一つのBEVクロスオーバー『エースマン』も開発中で、電動ラインアップを拡充する構えだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る