BMW『X5 M』に改良新型、48Vマイルドハイブリッドで625馬力…欧州発表

BMW X5 M コンペティション 改良新型
BMW X5 M コンペティション 改良新型全 5 枚

BMWは2月22日、高性能SUV『X5 Mコンペティション』(BMW X5 M Competition)の改良新型を欧州で発表した。

同車は『X5』がベースの高性能モデルだ。2019年10月の現行型のデビューから3年以上が経過して、内外装やパワートレインにアップデートが施されている。パワートレインには、BMW Mが開発を手がけた直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。改良新型では、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを採用した。

8速「M ステップトロニック」トランスミッションに組み込まれた電気モーターは、最大で12hpのパワーと20.4kgmのトルクを引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。また、スタータージェネレーターとしても機能する。必要なエネルギーは、エンジンルーム内の48Vバッテリーから供給される。バッテリーは、ブレーキ時や惰性走行時に、効率的なアダプティブ回生によって充電される。

改良新型の直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力625hp/6000rpmを発生する。最大トルクは76.5kgmで、1800~5800rpmの幅広い領域で引き出される特性だ。0~100km/h加速は3.9秒、0~200km/h加速は13.8秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速は290km/hに到達する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る