VWの小型EV『ID.3』、表情変化…改良新型を欧州発表

フォルクスワーゲン ID.3 改良新型
フォルクスワーゲン ID.3 改良新型全 5 枚

フォルクスワーゲンは3月1日、コンパクトEV『ID.3』(Volkswagen ID.3)の改良新型を欧州で発表した。

ID.3はフォルクスワーゲンの新世代EV「ID.」ファミリーの最初のモデルとして、2020年7月に欧州市場で発売された。欧州デビューから約3年となる今回、初の本格改良を受けて、改良新型が登場した。この改良新型は、日本市場に導入される可能性もある。

改良新型のエクステリアは、シャープなデザインとし、エアロダイナミクス性能も引き上げられた。新しいフロントバンパーは、開口部が最適化され、冷却性能を追求する。フロントガラスの下の黒いストリップを廃止して、ボンネットが長く見えるようにしたのも特長だ。「エアカーテン」と呼ばれる前輪周辺の気流を改善することで、空力特性も最適化。リアには、2パーツ構成のテールライトが新たに採用されている。

ドライバー正面の5.3インチのコンパクトなドライバーディスプレイは、マルチファンクションステアリングホイールで操作する。ダッシュボードの中央には、ナビゲーションシステム、電話機能、メディア、アシストシステム、車両の各種設定用の12インチのタッチディスプレイが標準装備された。レイアウトがより明確になり、充電メニューがタッチディスプレイの最初のレベルに配置されるようになっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る