あえて「不便を楽しむ」キャンプ愛好家にレコメン:ワークヴォックス「セドナ サンライズ」…大阪キャンピングカーショー2023

ワークヴォックス「セドナ サンライズ」
ワークヴォックス「セドナ サンライズ」全 9 枚

ワークヴォックスセドナ」シリーズの新モデル『サンライズ』は大阪キャンピングカーショー2023でも大注目。昨今の利便性、機能性充実のトレンドに逆らい、キャンプの醍醐味である「不便を楽しむ」を程よく残した1台だ。

ここ数年のキャンピングカーのトレンドは大容量のバッテリーを搭載し、走行充電やソーラーパネルなども駆使して、家庭用エアコンや電子レンジなどを利用して、自宅と変わらないような生活空間を生み出すというもの。

しかし、キャンプの本質は、自然に寄り添い、時にヒトの無力ささえも感じながら、敢えて不自由さを楽しむものだ、という声もある。

そのバランスをうまく取ったキャンピングカーの1つが、この「セドナ サンライズ」だ。1台でキャンプを完結させるクルマではなく、キャンプギアの1つという位置付けで、テント泊やデイキャンプなどに使うことを主眼に置いて開発された。

同じセドナシリーズの「タイプ3」のバタフライシートを踏襲しつつ、家具を限りなくシンプルに。車内空間を活かすインテリアデザインを目指した。

具体的には、「レイクサイド」のデザインに倣い、落ち着きのあるオリジナルパインを天井に敷き詰め、家具は白を基調とすることで、オシャレで高級感があり、しかも遊び心を感じさせるものとした。

サンライズの最大の魅力は車内全体に広がるベッドスペース。大人2人が寝るには十分すぎる空間だ。「ドライブ」、「ダイネット」、「ベッド」、「トランスポーター」という4つのモードに合わせた展開パターンが用意されていて、シンプルなだけではない、懐の深さを持っている。

また、装備が充実していないからこそ、収納スペースがしっかりと確保されていたり、自分でアレンジできる“余白”の部分も多い。オートキャンプの中級者・上級者こそ注目のキャンピングカーだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る