15年ぶりの復活、カワサキ「エリミネーター」大阪モーターサイクルショーで世界初公開

カワサキ エリミネーター(メタリックフラットスパークブラック)
カワサキ エリミネーター(メタリックフラットスパークブラック)全 18 枚

カワサキモータースジャパンは、3月17日に開幕した「大阪モーターサイクルショー2023」にてミドルサイズクルーザー『エリミネーター』『エリミネーターSE』を世界初公開した。

エリミネーターは独自のロー&ロングフォルムが目を引くドラッガースタイルで1985年にデビュー。以来、125ccから1000ccまでさまざまなバリエーションが登場し、人気を博したが、排ガス規制の強化もあり、2008年に惜しまれながら生産終了となった。

15年ぶりの復活となるエリミネーター新型は、モーターサイクルが持つ普遍的なデザインを継承。タンクからテールにかけて水平基調の流麗なロー&ロングフォルムが際立っている。標準モデルに加え、先代を彷彿させるビキニカウルやフォークブーツ、GPS対応ドライブレコーダーなどの多彩なアクセサリーと専用カラーを採用するSEモデルも用意する。

エリミネーター新型はホイールサイズがフロント18インチ、リヤ16インチ。250~500ccのカワサキ・オンロードモデルの中で最も低い735mmのシートを実現している。腰を下ろすと、ハンドルは腕を自然に伸ばした位置に、ステップは膝が適度に曲がる位置に用意され、リラックスしたライディングポジションを提供する。車体サイズは全長2250×全幅785×全高1100mm。大排気量モデル並の存在感のある車体は、軽量化を追求し、車体重量は176kg(SEは178kg)。扱いやすさ・安心感を高めてライディングのストレスを軽減している。

低く長い堂々としたボディワークを実現しながらも、軽量化を追求し扱いやすさを高めた新設計トレリスフレームには、最高出力48ps/最大トルク37Nmを発生する398cc並列2気筒エンジンを搭載。低速域での豊かなトルクによる良好なコントロール性を実現するとともに、高速走行時には力強いパワーとリニアなレスポンスを発揮する。

このほか、モダンな雰囲気を添えるコンパクトな丸形オールデジタル液晶インストゥルメントパネルと、カワサキ同クラス初のETC2.0車載器キットを標準装備する。

価格はエリミネーターが75万9000円、エリミネーターSEが85万8000円。発売予定日は後日、公式サイトなどでアナウンスする。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  3. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る