約4年ぶりのバスコン展示、ショーの主役になったフィールドライフ「シリウス」…東北キャンピングカーショー2023

フィールドライフ「シリウス」
フィールドライフ「シリウス」全 23 枚

東北キャンピングカーショー2023の主役となった1台は、フィールドライフのバスコン「シリウス」。約4年ぶりの展示であり、大阪や名古屋のショーではバスコンの展示がなかったっこともあり、常に大きな人だかりができていた。

シリウスは三菱ふそう「ローザ」特装車をベースにした乗車定員7人、就寝定員5人のモデル。展示車の中で最も大きく、価格も2424万480円と最高額だった。

シリウスは、海外製にも負けない、日本最高峰のモーターホームを目指して作られたフィールドライフのフラッグシップモデル。靴を脱ぐ文化の日本に合わせてエントランス部にシューズボックスを配置し、結露しやすい日本の環境に合わせてフレームにアルミでなく木(松)を使用。道路事情に配慮してボディをコンパクトに収めつつも、大人数での乗車・就寝を可能にしている。

一方で輸入モデルの快適さを取り入れるために、リア大型ガレージ収納庫(オプション)を開発し、収納力を向上。高断熱ハイドロバックパネルボディに、自社開発のオーバルヒートシステムを組み合わせた冬場の断熱性の高さは寒さ厳しい東北では大きな注目ポイントとなった。

2023年モデルはリチウムイオンバッテリー100Ah×4本で電装を大幅強化し、更にエントランスドアや室内の細部に至るまで徹底的に改良がなされている。

広々とした大ネットやベッドに、大型の冷蔵庫やマルチルームなど、上質感のあるゆとりの空間はショーの展示車両の中でも圧倒的で、実際に購入を検討中の人はもちろん、憧れとして一目見ておきたいという人も多く車内を見学。イベント中、常に待ちが発生しているような状況だった。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る