製品別CFP「カーボンフットプリント」、エネオスが提供へ

(イメージ)
(イメージ)全 1 枚

ENEOS、ウェイストボックス、NTTデータは共同で、ENEOSの石油製品の製品別のカーボンフットプリント(CFP)算定と組織単位での温室効果ガス(GHG)排出量管理システムを構築して、顧客が求めるデータを提供する体制を整える。

企業に対する温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルが求められる中、化石燃料を主力とするENEOSは石油製品を対象としたCFP算定と、100を超える拠点のGHG排出量を管理するため、システムを構築する。2023年度中にシステムを構築してENEOSが提供する潤滑油、石油化学製品、機能材など一部製品のCFPデータを顧客向けに提供することを目指す。

石油精製工程では、同一工程で同一原料から複数の製品が同時に生産される。これら製品へのGHG排出量の配賦方法や、半製品のリサイクルに対する考え方を検討する。製油所で実際に取得されたデータを用いた取り組みとしては、国内石油業界初となる。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る