こっちが本命?復活のCL、並列2気筒搭載のホンダ『CL500』…東京モーターサイクルショー2023

ホンダ CL500(東京モーターサイクルショー2023)
ホンダ CL500(東京モーターサイクルショー2023)全 22 枚

ホンダは3月23日に発表した新型スクランブラー『CL500』を、「東京モーターサイクルショー2023」で早くも一般公開。先行して発表されていた『CL250』と合わせCLブランドの復活を大きくアピールした。

並列2気筒搭載の新型アドベンチャー、ホンダ『CL500』

外観、コンポーネントの基本はCL250と共通。オーソドックスなネイキッドフォルムに、フレームや足回りなどの機能部品をブラックアウトすることでスタイリッシュなデザインとしている。アップマフラー、セミブロックパターンのタイヤを採用することでスクランブラースタイルをより際立たせている。

注目のパワーユニットは、180度クランクを採用した水冷4サイクルDOHC直列2気筒471ccエンジンを搭載。最高出力46ps/最大トルクは43Nmを発生。大排気量を生かしたトルクフルな出力特性とし、低回転から鼓動感豊かな味わい深い回転フィーリングを楽しめるエンジンとした。アシスト&スリッパークラッチを採用することでクラッチレバーの操作荷重を軽減するとともに急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減する。

車体は剛性と重量バランスを最適化したダイヤモンドフレームに、余裕のあるストローク量を確保したサスペンションを装備。フロントのワイドピッチなφ41mmの正立フォークは、オイルとスプリングのマッチングを図り優れた乗り心地と路面追従性を最適化。リアサスペンションは5段階のプリロード調整機構を備え、タンデム時や荷物の積載時にも最適な車体姿勢を保てるよう設計。市街地走行からフラットダートまで対応する、しなやかな足まわりの実現している。

カラーバリエーションはCL250とは異なり、カジュアルな印象の「グリントウェーブブルーメタリック」、タフな印象の「マットアーマードグリーンメタリック」の全2色を設定。価格は86万3500円。

《宮崎壮人》

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