日本で採掘・加工した重要鉱物を使用したEVも、米国で補助金の対象に

豊通リチウムの福島県にある水酸化リチウム製造工場(参考画像)
豊通リチウムの福島県にある水酸化リチウム製造工場(参考画像)全 1 枚

日米両政府は、米国での電気自動車(EV)向け補助金制度に関係する車載用バッテリーに使用しているリチウムなどの重要鉱物について、日本で採取・加工されたものを対象に加えることで合意した。

米国通商代表部で、冨田浩司駐米国日本国特命全権大使とキャサリン・タイ米国通商代表が「重要鉱物のサプライチェーンの強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」(日米重要鉱物サプライチェーン強化協定)に署名、協定が発効した。

米国のインフレ削減法(IRA)では、補助金の対象となるEVは、北米で生産することや、搭載しているバッテリーの重要鉱物について、米国または米国が自由貿易協定(FTA)を締結している国で採掘・加工されたものに限定している。重要鉱物が偏在している中国を除外するのが目的。


《レスポンス編集部》

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