NEXCO中日本は、東名高速道路 焼津インターチェンジ(IC)~吉田IC間の大井川橋(上下線)について、5月28日から約5年間をかけてリニューアル工事を実施すると発表した。
今回のリニューアル工事は、床版を分割して取り替えることで、現在の車線数(4車線)を極力確保。1車線ずつ工事するため工期は長くなるが、渋滞など交通への影響を最小限にする。ただし、工事区間内では、車線数を極力減らさないために車線幅が狭くなる箇所が発生する。
また、2023年5月28日から6月12日までと2024~28年の毎年4月ごろは、工事する車線の切換作業を実施。車線の切り換え作業は、走行可能な車線数を2車線から1車線へ規制するため、朝夕の通勤時間帯を中心に最大10kmの渋滞が予想される。NEXCO中日本では新東名高速道路などへの迂回、出発時間の変更、公共交通機関の利用の検討を呼びかける。