必見! オープンカントリーを履きこなしたクルマの魅力とは?~トーヨータイヤファンミーティング2023~

必見! オープンカントリーを履きこなしたクルマの魅力とは?~トーヨータイヤファンミーティング2023~
必見! オープンカントリーを履きこなしたクルマの魅力とは?~トーヨータイヤファンミーティング2023~全 14 枚

埼玉県で4月9日に開催された「トーヨータイヤファンミーティング2023inさいたま」。その名の通り数多くのトーヨータイヤ・ユーザーが集まった。中でもオープンカントリーをさまざまなスタイルで履きこなしているエントリー車をピックアップしてみた。

オープンカントリーM/T×ジムニー シエラオープンカントリーM/T×ジムニー シエラ

数多くのエントリーを集めたのがオープンカントリーを履きこなしたトヨタ『ジムニー』。中でも注目したのは斉藤さんの「シエラ」(JB74)だ。以前は「ジムニー」(JB23)に乗っていた斉藤さんが乗り換えで選んだのがシエラだった。主な用途はオフロード系のラジコンを走らせるために河原などのラフロードに分け入ること。さらにオフロードコースでの走行も定期的に楽しんでいるという。そのため2インチのリフトアップ+1インチのボディリフトをこなして、不整地走行での性能アップを確保した。

注目したのは足まわり。ホイールはスチールホイールのデイトナ。セレクトの理由は所有しているラジコンのジムニーが履いているホイールに似ていたから、さらにタイヤもトレッドパターンがラジコンへの装着パーツに似ていたことからオープンカントリーM/T(30×9.5R15)をセット。「トレッドパターンはもちろんサイドウォールまでデザインがカッコ良さが良いですね、それにタイヤが軽いのも好みです。またMTとしては静かなのも快適です」。リアバンパーにはあえて幅の狭いJB64用を用いてお気に入りのトレッドパターンを後方に見せつけているのもポイント。

オープンカントリーM/T×トヨタ ハイラックスオープンカントリーM/T×トヨタ ハイラックス

これまで数台のジープ『ラングラー』を乗り継いできた4WD好きの伊勢馬場さんが次に目を付けたのがちょい古の4WDだった。チョイスしたのはトヨタ『ハイラックス』(110系)の逆車、しかもエクストラキャブを選んだ。購入時にはボディのオールペンを実施、カラーリングには自動車整備工場で見かけた廃油を処理する機器がブルー/ホワイト・ロゴだったのに影響を受けて今回の2トーンをセレクトしたという。あえて艶消し塗装で道具感を出しているのもこだわりだろう。

買ったときからボディリフトがこなしてあったので足もとには十分なスペースがありタイヤのチョイス幅も広かったとか。そんな足まわりはオープンカントリーM/T(33×10.5R15)を履きこなす。「このタイヤは路面の凹凸をしっかりと吸収する感覚が強く乗り心地が良いですね。M/Tだとすごく硬いとか乗り味がゴツゴツしているイメージがありますが、このオープンカントリーは想像以上にソフトタッチでロングドライブでも快適なのが気に入ってます」。

オープンカントリーM/T×ミツビシ デリカD:5オープンカントリーM/T×ミツビシ デリカD:5

三菱『デリカD:5』をリフトアップして乗りこなすのはNABE-TETSUさん。元々はウインタースポーツやアウトドアを楽しむように手に入れたデリカD:5だったが、購入後にリフトアップの魅力にはまる。当初は1インチ程度のアップ量だったが、そのカッコ良さに魅了され、5インチアップ→さらには8インチアップへと進化を続けてきた。

それに合わせてタイヤもその都度サイズを変更してマッチングを適正化してきた。現在はボディリフト8インチ+車高調1インチで落ち着き、ホイールにはMKWの9Jサイズをチョイス、タイヤはオープンカントリーM/T(285/75R216)を履く。「これまでも4WD車に乗っていたので他のM/Tタイヤのゴツゴツ感やノイズは経験してきました。しかしオープンカントリーは静かで快適な点が魅力です。また普段、舗装路を走っている際のウェット性能の高さも実感しています。オフだけじゃ無く普段使いでも安心できます」。

オープンカントリーR/T×トヨタ RAV4オープンカントリーR/T×トヨタ RAV4

トヨタ『RAV4』に対してオリジナルのアレンジを加えた車両を見つけたので撮影してみた。足まわりはデルタフォースのホイールにオープンカントリーR/T(265/65R17)を組み合わせ街乗りからオフまでオールマイティに映える仕様と見た。ホイールのセンターキャップにはこのクルマのイメージにもなっている青の差し色を加えているのが見える。RAV4の足もとにワイルド感を注入するにもオープンカントリーR/Tは絶好のチョイスだとわかるマッチングだ。

外装でもフェイスのTOYOTAエンブレムをブルー処理するなど、各部にブルーの差し色を施すのが特徴。またボンネット両サイド、ルーフトップなどに作業灯を加えてアウトドアでの実用面とヘビーな外装アレンジを同時に手に入れているようだ。ルーフに載っけたスタックリカバリーのラダーも本気のオフ仕様を感じさせる装備となった。

数多くのオープンカントリー装着車両が集まった「トーヨータイヤファンミーティング2023inさいたま」。ユーザー同士の交流も盛んに行われ、車種ごとのオープンカントリーのマッチングがリアルに確認できる絶好の機会になった。

《土田康弘》

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