新感覚の電動3輪ビークル『ノスリス』、カワサキが5月20日より順次発売

独自の2輪ステア機構
独自の2輪ステア機構全 19 枚

カワサキモータースジャパンは、日常の移動に新しい自由と楽しさを提供する電動3輪ビークルnoslisuノスリス)』シリーズ3機種を5月20日より順次発売する。

noslisuシリーズは自転車と四輪車のあいだをつなぎ、今までにない安定感と快適さ、操る楽しさを提供する、前2輪/後1輪のパーソナルビークル。電動アシスト自転車仕様の「noslisu」および「noslisu cargo」、ペタル操作なしで走行可能なフル電動仕様(要普通自動車運転免許)「noslisu e」の3タイプを用意する。

3モデルはモーターサイクルで長年培った設計技術と経験を活かしたカワサキ独自の2輪ステア機構(特許取得済)を搭載。ハンドル操作と車体の動きがシンクロする自然な操縦性で、自転車を運転したことがあるユーザーなら、誰もが直ぐに乗れる手軽さと楽しさを実現している。また、この独自の2輪ステア機構により、路面の傾斜や凹凸の影響を受けにくく安定した走行を可能にしている。

アシストモーターには、メンテナンス性と耐久性に優れたインホイールモーターを採用。取り外して充電可能なリチウムイオンバッテリーは盗難防止機構も設定している。大径20インチタイヤと機械式ディスクブレーキを3輪全てに採用。走行安定性とスポーティな外観、高い制動力を両立させている。機能美あふれるフレームは高剛性としなやかさを両立し、優れた操縦性を実現するとともに、3輪ならではの安定感を表現している。

●noslisu(電動アシスト自転車仕様)

9.8Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、「標準」モードで走行距離47.4kmを実現。左ハンドル側のスイッチにより、パワー・標準・エコの3つの走行モードより簡単に選択できる。

荷台はハンドリングへの影響を最小限に抑えるため、ハンドルではなくフレームに直結。20kgまで積載を可能とし、大容量の積載時にも安定した走行を実現する。noslisuでは立ったまま荷物の積み下ろしがしやすいよう、高い位置に搭載している。

価格は36万3000円。5月20日発売予定。

●noslisu e

スロットルレバーを押し込むだけで安定した走行性能を発揮するフル電動ビークル仕様。コンパクトなインホイールモーターが、後輪へダイレクトにパワーを供給し、爽快なライディングを楽しめる。始動は電源ボタンをメーターが起動するまで長押し。ハンドル右手のスロットルレバーを押し込むと前進する。ハンドル左側には走行モード切替スイッチを装備。モーターが動かない「0」、最高速度20km/h制限の「1」、速度リミッター解除の「2」、合計3モードを用意する。航続距離は「2」モードで47.4km。最高速度は約35km/hとなる。

荷台はフレーム直結で、大容量の積載時にも安定した走行を実現。20kgまで積載を可能とし、noslisu eでは重たい荷物の積み下ろしがしやすいよう、低い位置に搭載している。

価格は43万0100円。6月頃発売予定。

●noslisu cargo

約120リットルの大容量を搭載できる積載スペースを持ちながら安定感と操縦性を両立する電動アシスト自転車仕様。物流や配送など様々なビジネスシーンでの課題解決に対応する。運搬車両の機能と外観上の美しさを追求したフレームレイアウトを採用。運搬用のモビリティにおける新しい世界観の構築を目指した。

荷物がユーザーの目の前にある前方積載方式がユーザーの安心感に寄与。適正な操舵リンク比により、積載物の有無や重量にも関わらず自然なライディングポジションと軽快なハンドリングを両立する。走行モードはパワー・標準・エコの3種類。左ハンドル側のスイッチで簡単に選択できる。

価格は41万4700円。7月頃発売予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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