トヨタの株主総会---豊田会長ら取締役選任可決、18年ぶり株主提案は否決[新聞ウォッチ]

トヨタ自動車のマルチパスウェイプラットフォーム
トヨタ自動車のマルチパスウェイプラットフォーム全 3 枚

豊田章男会長の選任反対や気候変動問題への対応強化を求めて18年ぶりに株主提案が出されるなど、注目を浴びていたトヨタ自動車の株主総会。

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◆議案は4つ

昨年の934人から大幅に増えて3774人の株主が出席し、総会にかかった時間は1時間56分だったそうだが、4つの議案中、4月に就任した佐藤恒治社長、豊田章男会長ら取締役10人の選任など3議案が可決。一方で、気候変動に関する定款変更を求める株主提案の1議案は否決されたという。

きょうの各紙も経済面で「トヨタ総会18年ぶりの株主提案否決」や「豊田会長ら取締役選任案を可決」などと、「否決」と「可決」が見出しとなっている。

◆EVの出遅れなど質問は11項目

それによると、株主からの質問のなかには、現在のトヨタの電気自動車(EV)の販売状況を踏まえ「EVで出遅れているとみられかねないのでは」との指摘があったが、宮崎洋一副社長は「EVの専任組織も立ち上げたので期待を持って見守ってほしい。マルチパスウエー(複数経路)で幅広い選択肢を持ちたいため、水素(で走る車)も準備を進める」と応じたという。

また、役員に占める女性割合や、次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」建設の進捗状況などについて、株主からは11項目の質問があったという。

日経によると、総会後、株主からは新体制を評価する声が上がった一方で、総会前日に華々しく報道された「全固体電池の話は一切なく、EV施策についてはもう少し具体的に聞きたかった」「どう売り込んでいくのかマーケティング戦略が見えてこない」「テスラなどに追いつけるか疑問」などの厳しい声もあったとも伝えている。

2023年6月15日付

●トヨタ総会取締役承認、気候対応強化、株主提案は否決(読売・8面)

ホンダ新ジェット製品化、28年に、航続距離伸ばす(読売・8面)

●エコ輸送中距離需要狙う、トラック運転手不足視野(読売・9面)

●「ハリポタ」魔法にかかる準備できた?「としまえん」跡にあす開業(朝日・21面)

●リニア水問題解決前進化、取水抑制案、静岡県、協議入り容認(産経・10面)

●ガソリン4週連続値上がり(東京・7面)

●業績上振れ視野広がる、車部品や素材、日本株が連日高値(日経・3面)

●日野自・ふそう、供給網延べ1万社(日経・13面)

●電動消防車24年度にも、モリタHD、販売へ(日経・15面)

《福田俊之》

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