アウディ『S6』、344馬力の高性能ディーゼル搭載…2024年型の受注を欧州で開始

スポーティさを増した内外装

ターボと電動コンプレッサーでダブル過給

アウディバーチャルコクピットを標準装備

アウディ S6 の2024年モデル
アウディ S6 の2024年モデル全 10 枚

アウディは6月1日、高性能ミドルクラス『S6』(Audi S6)の2024年モデルの受注を欧州で開始した。セダンとワゴンの「アバント」が用意されている。

写真:アウディ S6 の2024年モデル

◆スポーティさを増した内外装

アウディ S6 の2024年モデルアウディ S6 の2024年モデル

2024年モデルには、アルミ調インレイ付きのシングルフレームグリルを採用する。フロントのサイドエアインテークを強調するために、マットブラック仕上げとした。フロントスポイラーは、セレナイトシルバーで塗装されている。

2024年モデルには、合計12色のボディカラーが用意される。新色として、アルコナホワイトとマデイラブラウンメタリックが追加された。グレナディンレッドメタリックとアスカリブルーメタリックも設定されている。

インテリアのトリムは、8種類のバリエーションがある。オリーブツリーナチュラルとアッシュボルカニックグレーナチュラルのウッドインレイと、ダイナミカマイクロファイバーで覆われたインレイが新たに追加されている。

◆ターボと電動コンプレッサーでダブル過給

S6は、『A6』がベースの高性能モデルだ。欧州仕様車のパワートレインはディーゼルになる。S6 のパワートレインには、直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンを搭載する。このエンジンは、ターボチャージャーと電動コンプレッサーでダブル過給されているのが特長だ。電動コンプレッサーは、発進時やエンジンが低回転の状態から加速する場合などに、ターボチャージャーの働きをサポートして、優れたレスポンスとフレキシブルなドライバビリティを追求する。

この結果、最大出力344ps、最大トルク71.4kgmを獲得する。71.4kgmの豊かなトルクは、2500~3100rpmで引き出される特性を持つ。トランスミッションは8速「ティプトロニック」で、駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。S6はセダンの場合、動力性能は、0~100km/h加速が5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)となる。S6はアバントの場合、0~100km/h加速が5.1秒、最高速は250km/h(リミッター作動)だ。

S6には、48Vのマイルドハイブリッドを採用した。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト駆動式オルタネーター・スターター)、蓄電容量10Ahのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、走行中に最長で40秒エンジンを休止させ、惰性走行で燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、22km/h以上の幅広い走行条件で作動する。減速時には、BASが最大8kWのエネルギーを回生する。アウディによると、マイルドハイブリッドの効果により、実走行で100kmあたり最大0.4リットルの燃料消費を削減するという。

◆アウディバーチャルコクピットを標準装備

アウディ S6 の2024年モデルアウディ S6 の2024年モデル

アウディバーチャルコクピットが標準装備された。12.3インチのスクリーンと1920×720ピクセルのフルHD解像度を持つフルデジタルインストルメントパネルが付く。ドライバーはマルチファンクションステアリングホイールから、アウディバーチャルコックピットを操作し、クラシックビューやインフォテインメントモードを選択できる。

標準装備されているライトテクノロジーもアップグレードされた。ヘッドライトがフルLEDになり、デイタイムランニングライトが装備された。また、パークアシストプラスも標準装備されている。

《森脇稔》

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