マセラティのスーパーカー『MC20』にベッカム仕様、モチーフは1967年の『ギブリクーペ』

ブルーの外装にタンレザー内装の組み合わせ

630hpツインターボ搭載

マセラティ初のバタフライドア

マセラティ MC20 の「フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション」と1967年の ギブリ・クーペ
マセラティ MC20 の「フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション」と1967年の ギブリ・クーペ全 10 枚

マセラティは6月15日、2ドア2シーターのスーパーカー『MC20』(Maserati MC20)をベースに、グローバルブランドアンバサダーのデビッド・ベッカム氏と共同でデザインした「フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション」を欧州で発表した。

写真:マセラティ MC20 の「フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション」

◆ブルーの外装にタンレザー内装の組み合わせ

マセラティ MC20 の「フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション」マセラティ MC20 の「フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション」

マセラティのカスタマイズプログラム「フォーリセリエ」を適用した。フォーリセリエでは、個性とクリエイティビティを発揮し、世界に1台だけの車をデザインすることが可能だ。

1967年のマセラティ『ギブリクーペ』に魅了されたデビッド・ベッカム氏は、MC20のエクステリアに「ナイトインタラクションブルー」を選択した。

インテリアは、タンレザーで仕上げる。マセラティとデビッド・ベッカムのコラボレーションを記念した専用メタルプレートも、配されている。

◆630hpツインターボ搭載

マセラティMC20のミッドシップには、新開発の3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。「ネットゥーノ(Nettuno)」と命名された新エンジンは、マセラティが自社開発し、イタリアのモデナ工場で組み立てられる。

新しいパワーユニットは、バンク角90度のV6アーキテクチャーを基本として、ツインターボとドライサンプ潤滑システムを採用した。3.0リットルの排気量から、最大出力630ps/7500rpm、最大トルク74.4kgm/3000~5500rpmを引き出す。

レブリミットは8000rpmで、リッターあたりの出力は210psだ。圧縮比は11:1、ボア×ストロークは88×82mmとした。新たな「メイド・イン・モデナ」エンジンは、伝統的な90度V6レイアウトを基本としながら、これまでに例のないレベルのパワーとトルクを実現しているという。MC20の動力性能は、0~100km/h加速2.9秒以下、最高速325km/h以上だ。

MC20は、カーボンファイバーなどの使用により、車両重量が1500kg以下に抑えられた。クラス最高のパワーウェイトレシオ2.33kg/psを実現している。

◆マセラティ初のバタフライドア

MC20の特徴が、ブランド初のバタフライドアだ。これは、車内の人間工学を改善し、キャビンへのアクセスを可能にする機能的なドアとして開発された。空力特性は、ダラーラの風洞実験室での2000時間以上に及ぶテスト、1000回以上のCFD(数値流体力学)シミュレーションによって設計された。MC20のデザインを損なうことなく、ダウンフォースを向上させるために、目立たないリアスポイラーを装着している。

インテリアは、ドライバーが運転に集中しやすい環境を第一に設計された。2つの10インチスクリーンが装備され、1つはコックピット用、もう1つは「マセラティ・マルティメディア・システム(MIA)」用だ。 カーボンファイバーで覆われたセンターコンソールには、ワイヤレスのスマートフォン充電器、ドライビングモードセレクター(GT、Wet、Sport、Corsa、ESC Off)、2つのギアシフト用ボタン、パワーウィンドウスイッチ、マルチメディアシステムコントロールなどが配置されている。

その他のコントロールはすべてステアリングホイール上にあり、左側がイグニッションボタン、右側がローンチコントロールだ。MC20は、「マセラティ・コネクト・プログラム」で常時ネットワークに接続される。このプログラムでは、コネクテッドナビゲーション、アマゾン(Amazon)の音声アシスト「アレクサ」、Wi-Fiホットスポットなどのサービスが提供され、スマートフォンやスマートウォッチの専用アプリで管理することも可能、としている。

《森脇稔》

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