1台限りのフェラーリ『KC23』、「動と静」2つのスタイル…ベースはレーシングカー

フェラーリ KC23
フェラーリ KC23全 5 枚

フェラーリは7月11日、1台限定の最新作として、2ドアクーペ『KC23』(Ferrari KC23)を発表した。

KC23は、フェラーリのコレクターの依頼で作られたサーキット専用車だ。フェラーリのレーシングカーとして、最も成功を収めた『488 GT3 EVO 2020』のアーキテクチャをベースにしている。

KC23は、未来のクローズドホイールレーシングカーのビジョンを形にしたものだ。2種類の仕様を持つ点が特徴で、静止状態では流麗なフォルムとした。両サイドのエアインテークは、V型8気筒ガソリンツインターボエンジンが始動すると、モーター駆動によって自動で開く。リアウィングは取り外し可能とした。

また、エンジンを始動すると、フロントタイヤ後方のパネルからフェンスが現れ、これがフロントダウンフォースを押し上げて、車両全体の空力バランスを取る。また、リアのパネルからインテークが現れ、ここからインタークーラーと補機類、エンジンに適切な量の空気を供給する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る