やっぱり操作系は不評だった…VWのコックピットが変わる? 次世代タッチスクリーンを激写

不評だったインフォテイメントシステムが大きく変わる?写真はVW ゴルフのプロトタイプ(スクープ写真)
不評だったインフォテイメントシステムが大きく変わる?写真はVW ゴルフのプロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

フォルクスワーゲンは、近い将来ほぼすべての改良/新型モデルに、より大型のインフォテイメントタッチスクリーンを搭載する。今回スクープしたのは一挙に5台。『ゴルフ』、『ティグアン』、『T-Roc』、『キャディ』、『T7』だ。これらに共通するコックピットの特徴とは。

◆不評だった操作系を一新するフォルクスワーゲン

不評だった現行 ゴルフ8のインフォテイメントシステム不評だった現行 ゴルフ8のインフォテイメントシステム

ゴルフ8に始まったタッチパネル操作を主体とした現在のインフォテイメントシステムは、失敗だったと言われる。顧客からもシステムや空調などを含めた操作の使い勝手が悪いという意見が多いことから、新システムではステアリングホイールのハプティックボタンを排除、新設計されたロータリー式コントローラーがセンターコンソールを配置するなど出来る限りシンプルになることが発表されている。

同ブランドCEOのトーマス・シェーファー氏は、「VWの強みの1つは常にインテリアにあり、その評判を失いたくない」と語っており、今後は顧客の混乱を防ぐために、モデル間で制御を一貫させることに取り組んでいくようだ。

VW T-Roc プロトタイプ(スクープ写真)VW T-Roc プロトタイプ(スクープ写真)

その表明通り、これらのコックピットには最大15インチとみられる非常に大型のタッチスクリーンを搭載し、ダッシュボードとは独立した中央タッチスクリーンによるまったく新しいレイアウトが見てとれる。また新しいボタンのセットは画面の下端にある角度のついたベースに配置されているが、現時点ではタッチセンサー式なのかアナログなのかは不明だ。

バンタイプのキャディは先日、PHEVモデルの初スクープに成功したが、今回は初めて新しいコックピットが採用されていることが確認できた。スペインで撮影されたプロトタイプは、カモフラージュもほぼなく、左側フェンダーに充電ポートが配置され、リアゲードの角には「eHybrid」のバッジがはっきりと確認できる。

日本でも大人気のVWモデルが、次世代コックピットでどんな進化を見せるか要注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る