二輪ライダー向け「スマートグラス」をBMWが発表、価格は10.8万円 日本導入は?

BMWモトラッドの「コネクテッドライド・スマートグラス」
BMWモトラッドの「コネクテッドライド・スマートグラス」全 5 枚

BMWモトラッド(BMW Motorrad)は7月7日、ライダー向けの「コネクテッドライド・スマートグラス」を欧州で発表した。

写真:BMWモトラッドの「コネクテッドライド・スマートグラス」

このモーターサイクル用スマートグラスは、自動車で実用化されているヘッドアップディスプレイテクノロジーを導入したものだ。速度やギアなどのデータを、ライダーの視界にリアルタイムで直接映し出すことで、より安全なライディングを支援する。

コネクテッドライド・スマートグラスは、Bluetoothやアプリを通じて、スマートフォンと簡単に接続できる。投影する位置や設定は、走行前だけでなく、走行中もモーターサイクルのハンドルのマルチコントローラーで選択することができる。

コネクテッドライド・スマートグラスとディスプレイのデザインは、ライダーのニーズに対応するように設計されている。さらに、さまざまなヘルメットや顔の形に合わせることができる。リチウムイオンバッテリーが搭載されており、最大10時間利用できる。

フレームには、2組のUVA/UVB認定レンズが付属する。ひとつは85%透明で、サンバイザー一体型のヘルメットに使用できる。もうひとつは着色レンズで、スマートグラスをサングラスに変身させるという。また、眼鏡をかけているユーザーのために、RXアダプターも用意されている。

希望小売価格は690ユーロ(約10万8000円)。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る