Vモーションはどこ行った? ボクシーに変身、日産『キックス』次期型を初スクープ!

日産 キックス 次期型と見られるプロトタイプ(スクープ写真)
日産 キックス 次期型と見られるプロトタイプ(スクープ写真)全 16 枚

日産のコンパクトSUV『キックス』がいよいよフルモデルチェンジか。

スクープ写真:日産『キックス』次期型とみられるプロトタイプ

スクープ班が初めて捉えたプロトタイプは、全面がカモフラージュで覆われているものの、そのシルエットはかなりボクシーであることがわかる。従来のキックスはクーペSUV的なスタイリングなので、これが次期型だとすればかなりのイメチェンとなるが、その正体とは?

◆『ジューク』と予想するメディアも…

日産 キックス 次期型と見られるプロトタイプ(スクープ写真)日産 キックス 次期型と見られるプロトタイプ(スクープ写真)

今回のプロトタイプについて一部の海外メディアは『ジューク』ではないかと伝えているが、ジュークは小規模ながら昨年マイナーチェンジを受けたばかりな上、スタイリング的にもあまりにかけ離れている。プロトタイプが登場したタイミング的に、キックスである可能性が高い。

キックスは日本の「日産グローバルデザインセンター(NGDC)」、米国「日産デザインアメリカ(NDA)」、そしてブラジルの「日産デザインアメリカ・リオ(NDA-R)」の3部門による共同で開発されたコンパクトSUV。日本ではe-POWER専用モデルとして2020年より販売されている。

ちなみに、2008年には三菱『パジェロミニ』のOEMモデルとして軽自動車のキックスが登場していたが、こちらの英語表記は「KIX」で、現在のキックスは「KICKS」。技術的なつながりも特にない。

◆Vモーショングリルが見当たらない?

プロトタイプに目を向けると、まず気になるのはフロントマスクだ。日産車のアイデンティティでもあるVモーショングリルが見当たらず、かなりワイドな水平グリルが採用されていることがわかる。90年代以降の『マーチ』などに見られた分割タイプのグリルにも見えるが、これもカモフラージュだろうか。ヘッドライトは薄くシャープな造形であることから、新型『セレナ』のようにヘッドライトとVモーションを融合させた新デザインが隠されている可能性もありそうだ。

コンパクトなサイズながら、ドアパネルの面積が大きくウインドウが薄いためボクシーで力強いスタイルを際立たせている。サイドから見ると、フロント、リアともに垂直に切り立ったような造形で、これまでのキックスとは大きく異なるシルエットだ。

リアエンドもカモフラージュが厳重でディテールは不明だが、リアゲートの開口部は現行キックスによく似ている。また、テールライトはコンパクトな縦基調に刷新されているようだ。

日産 キックス 次期型と見られるプロトタイプ(スクープ写真)日産 キックス 次期型と見られるプロトタイプ(スクープ写真)

◆ボディ拡大で2024年登場か?

次期型では新世代プラットフォームを採用し、全長を20mm、全幅は5mm、全高を20mm延長するなど、ボディが拡大される可能性が高い。キャビン内はデジタルインストルメントクラスターと最新のインフォテインメントソフトウェアにアップデートされ、ダッシュボードやセンターコンソールのレイアウトも大きく変わる。

パワートレインは、1.2リットル直列3気筒+電気モーターによる最新世代「e-POWER」と、海外向けには1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンのラインナップが予想される。

現行キックスは、日本での登場こそ2020年だったが、グローバルでは2016年のブラジルを皮切りに南米、中国などで先行して販売されている。つまり2023年現在ですでに7年を超えており、先進安全装備などを含めた基本設計の古さは否めない。こうした背景を踏まえると、次期型キックスのワールドプレミアは、最速で2024年内と考えられる。人気のコンパクトSUVだけに、日本への早期導入が期待される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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