アウディ『Q6 e-tron』展示車は「Sライン」仕様のインテリア…IAAモビリティ2023

アウディ Q6 e-tron の最新プロトタイプ(IAAモビリティ2023)
アウディ Q6 e-tron の最新プロトタイプ(IAAモビリティ2023)全 10 枚

アウディは9月4日、新型電動SUV『Q6 e-tron』(Audi Q6 e-tron)の最新プロトタイプを、「IAAモビリティ2023」で初公開した。「Sライン」仕様のインテリアが公開されている。

写真:アウディ Q6 e-tron の最新プロトタイプ


◆統一感のあるひとつの空間としてデザインされた内装

Q6 e-tronのインテリアは、クリアな造形によって居心地の良い雰囲気を追求している。ソフトラップと呼ばれるトリムは、ドアからコックピット全体に沿ってセンターコンソールにまで広がり、調和の取れた乗員を包み込むようなスペース感覚を生み出す。シートには、斬新なカラーと高品質な素材を使用。一部にはリサイクル素材を取り入れている。

これにより、すべてのインテリアコンポーネントが統一感のあるひとつの空間としてデザインされ、乗員は繭の中にいるような心地良さを感じる、と自負する。素材は機能性を念頭に置いて選択され、インテリアのさまざまなエリアに、それぞれのデザインを生かして配置された。各エリアは、広い面積とソフトな素材を使用することにより、快適性を重視している。対照的に、操作エリアは精密なデザインが特長で、車両との対話が明快に行えるよう、高品質なハイグロスブラックのタッチパネルを採用している。

操作系は、素材の密度と質を高めることで、より強い存在感を追求している。インテリアトリムは、デザイン要素としても機能。この考え方は、広々としたスペース感覚を実現すると同時に、快適性と居心地の良さだけでなく、明快さも生み出す。水平に設置された低くスリムなエアベントが、インテリア全体に一体感をもたらした。ブラックパネルを採用したコントロールスイッチは、運転席側のドアハンドルに組み込まれており、モダンなインテリアと調和している。この操作パネルには、ドアミラーの調整、シートとドアの機能、ライトと視界の設定など、重要な機能が含まれている。

アウディ Q6 e-tron の「Sライン」アウディ Q6 e-tron の「Sライン」

◆「Sライン」仕様のトリムは100%リサイクルポリエステル製

ソフトラップと呼ばれるトリムに使用される素材の一部は、持続可能な方法で生産されている。例えば、「Sライン」仕様のソフトラップでは、100%リサイクルポリエステルから作られた「エラスティック・メランジ」ファブリックを使用した。コントラストステッチが施されたスポーツシートも、オプションでエラスティック・メランジが用意される。標準シートとヘッドライナーにオプション設定の「アーギュメント」ファブリックも同じ素材から作られている。

Sラインと「S」モデルでは、スポーツシートプラスもオプションでリサイクル素材の「ダイナミカ」マイクロファイバー、またはダイヤモンドステッチが施されたナッパレザーが選択できる。インストルメントパネルの表面は、ボルケーノグレーのファインペイント仕上げが標準。その一部には、再生可能な素材が使用されている。

ウッドは、ライトブラウンのスウィートガムナチュラル、ストーングレーのバーチリニアナチュラルを用意した。アルミは、アンスラサイトカラーのマットブラシ仕上げを選択することもできる。SラインとSモデルでは、アンスラサイトカラーのマットブラシ仕上げによるアルミ、カーボンマイクロツイル、アンスラサイトカラーのハイテクメッシュが設定されている。ハイテクメッシュは、リサイクル素材から作られており、手触りのある質感や斬新な表面を備えたポリエステル生地だ。フロアマットは、「エコニール」製で、古い漁網、カーペット、産業廃棄物をリサイクルした素材が使用されている。

アウディ Q6 e-tron の「Sライン」アウディ Q6 e-tron の「Sライン」

◆EV専用の「PPE」車台が広いインテリアを可能に

Q6 e-tronは、EV専用に開発された新しい「PPE」プラットフォームにより、広いインテリアを追求した。例えば、インテリアにはさまざまな収納スペースやトレイが設けられている。センターコンソールには2つのカップホルダー、携帯電話充電トレイ、2つのスマートフォン用充電ポートが備わる。センタートンネルのないEVならではの特長として、足元スペースが広く、後席への乗り込みが容易で、後席センターシートの座り心地も優れているという。

トランク容量は526リットル。後席を折りたたむと、最大1529リットルまで拡大する。後席は3分割の可倒式だ。ボンネット下のフロントトランクには、64リットルの収納スペースがあり、充電ケーブル(モード3)や小型の旅行バッグを収納することが可能、としている。

《森脇稔》

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