シルバーウィーク3日間、名車&旧車150台が集結…クラシックカー展示会 in アリオ上田

クラシックカー展示会 in アリオ上田
クラシックカー展示会 in アリオ上田全 34 枚

長野県上田市の複合商業施設アリオ上田で9月16日から3日間に渡り「クラシックカー展示会」が行われ、国内外の懐かしの名車が延べ150台が集まった。

2021年に始まった、昭和平成の旧車イベント。春秋と開催されながら人気を呼び、今ではすっかり地元に根付いた催しとなっている。

9月中旬の3連休に、16日は国産車、17日は外国車、18日は軽自動車と、連日約50台ずつを展示。野外ミニライブや交通安全パレードなども行われた。

参加資格は平成12年(2000年)までに生産された車両ということで、高度成長期に生まれた大衆車から最近のネオクラシックカーまでと、幅広いラインナップになった。

初日、会場の真ん中にあるステージで並んでいたのは、1950年代から60年代にかけてのダットサン『1000』と初代『ブルーバード』の3台。いずれも関東圏から片道約200kmを自走してきたというコンディションの良い個体ばかりであった。

そのブルーバードのシャシーをベースにした『フェアレディ1500』も希少な1台。日本では初めての本格的な市販量産スポーツカーだ。展示されていたのは運転席の後ろに3つ目のシートを横置きにした前期型で、「初めて見た」と驚いたギャラリーも。

こつこつと時間をかけてレストアしたというのは、3代目トヨタ『コロナ1500』デラックス。シートとマフラーを1600S用へと換装している以外はほとんどノーマルで、ありがちなコラムシフトではなくフロアシフトというのも珍しかった。

ワンオーナーの5代目『スカイライン』2000GT-E・Xや、6代目『グロリア』のジャック・ニクラスバージョン、左ハンドルのホンダ『S600』、1代限りで終わった5ドアハッチバックセダン、トヨタ『スプリンターシエロ』などのレアな個体もあった。

3日間とも気温が35度前後という厳しい残暑となったが、連休とも相まって多くの人出に。初回からイベントの協力をしている日本旧軽車会の吉崎勝会長は「家族連れや30代、40代の方が多く訪れて、喜んでもらえたようでした。最終日のパレードは沿道にもたくさんの人がカメラを構えていてびっくりしました」と、手ごたえを感じているようだった。

《嶽宮 三郎》

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