【カワサキ Ninja e-1】「eブースト」で最大9kWをプラス、加速[詳細画像]

カワサキ Ninja e-1
カワサキ Ninja e-1全 32 枚

川崎重工は9月14日、海外市場向けにカワサキ初の市販電動モーターサイクルを2車種、『Ninja e-1』と『Z e-1』を同時に発表した。それぞれスポーツタイプの「Ninja」ファミリーとネイキッドタイプの「Z」ファミリーに加わる。

【画像全32枚】

どちらも2022年にプロトタイプが発表され、2022年のEICMAモーターサイクルショーで2023年中の発売が予告されていたが、車名が明らかになった。2車種とも現行の内燃機関125ccクラスに位置づけられるが、ミドルクラスに匹敵するシャシーと走行装置を持つ。スポーティな走行性能と日常の利便性とを融合させ、数々のユーティリティ機能を搭載したモデルを標榜する。

◆「eブースト」でパワーと加速を提供

ほとんど音を出さないブラシレスモーターは定格5.0kW、最大9kW。クラッチを持たないのでシンプルな「ツイスト&ゴー」の乗り方ができる。ライディングモードは「ロード」と「エコ」の2種類の設定があり、「eブースト」をかけると最大9kWのパワーと加速を一時的に提供する。さらに車体を歩行ペースで前後に動かす「ウォークモード」は、狭い駐車スペースや傾斜地での後退に便利だ。バッテリーは取り外し可能なリチウムイオン電池パックを2個搭載する。

ライダーの前のメーターは、走行状況、航続可能距離、ブースト機能の有無、ライディングモード(ロード/エコ)などを表示するTFTメーターだ。

Ninja e-1とZ e-1は、コミューターモデルでありながら、カワサキが得意とするライディングエキサイティング、軽快なハンドリングと同じく軽快な走りのバランスを追求したという。

◆官能的なフルフェアリングのボディワーク

Ninja e-1は、従来のNinjaと同様に官能的なフルフェアリングのボディワークをもつ。ボリュームのあるボディワークは、見る人に実際の寸法より大きな印象を与える。さらに、大排気量クラスに遜色のない高級感のあるデザイン、優れたフィット感とフィニッシュを追求したそうだ。

リリースされた写真の車体カラー、メタリックブライトシルバーとメタリックマットライムグリーンは、今後のカワサキEVモデルを象徴するカラーリングだという。新しいカラーとグラフィックを採用し、個性的なイメージを表現した。

日本市場でカワサキ車を販売するカワサキモータースジャパンでは、Ninja e-1とZ e-1について、国内への導入を準備している。発売時期や販売価格、諸元など、決定次第発表される予定だ。

◆主要諸元

寸法
全長:1980mm
全幅:690mm
全高:1105mm
ホイールベース:1370mm
ロードクリアランス:160mm
シート高さ:785mm
乾燥質量(バッテリー含む):140kg

パフォーマンス
定格出力:5.0 kW(6.8PS)/2800rpm
最高出力:9.0 kW(12PS)/2600-4000rpm
最大トルク:40.5 Nm(4.1kgfm)/0-1600rpm
最高速度
ECOモード:64km/h
ECOモード+eブースト:75km/h
ROADモード:88km/h
ROADモード+eブースト:99km/h(リミッター)
電力消費:49Wh/km(WMTC)
航続:72km(WMTC)

モーター
種類:空冷永久磁石埋込型同期モーター

駆動用バッテリー
種類:リチウムイオン電池パック×2個
公称電圧:50.4V
合計公称容量:30Ah×2個
バッテリー総重量:11.5kg×2個
充電時間(0-100%):3.7時間×2個

《高木啓》

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