BMW『M5ツーリング』量産仕様のフロントノーズがくっきり! V8ハイブリッドはほぼ確定

BMW M5ツーリング プロトタイプ(スクープ写真)
BMW M5ツーリング プロトタイプ(スクープ写真)全 17 枚

14年ぶりの復活が話題となっているBMWの超高性能ワゴン『M5ツーリング』。これまでも度々プロトタイプの姿をスクープしてきたが、今回はついに量産タイプのフロントノーズ、特にバンパー形状をくっきりと捉えることに成功した。

BMW『M5ツーリング』量産仕様のフロントノーズがくっきり

◆明らかになったフロントノーズ

プロトタイプの全体は網目状のラッピングで覆われたままだが、これまで厳重に隠されていたフロントノーズのカモフラージュが外され、その形状をくっきりと見ることができる。V8エンジンに空気を供給する台形状の大型エアインテークがそれだ。また、ヘッドライト内部には縦基調のLEDデイタイムランニングライトが配置されており、これも最終デザインとみて間違いない。

BMW M5ツーリング プロトタイプ(スクープ写真)BMW M5ツーリング プロトタイプ(スクープ写真)

そのほか、M仕様のキドニーグリルとミラー、アグレッシブに広がったフェンダーのアーチも確認できる。リアはこれまでと大きな変化はないが、4本出しマフラーの迫力はそれだけでMモデルと認識することが可能なレベルだ。またLEDテールランプの形状こそ見えないものの、2本の直線的なラインの発光パターンは確認できた。

キャビン内には、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターとBMW OS 8.5を搭載した14.9インチのインフォテインメントシステムで構成される、カーブドダッシュボードディスプレイが装備される。

BMW M5ツーリング プロトタイプ(スクープ写真)BMW M5ツーリング プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインに関してもほぼ確定した。40年の「M5」の歴史で初めてハイブリッドパワートレインを搭載するモデルとなる。ボンネットの下には、SUV『XM』の4.4リットルV8ツインターボ・ハイブリッドが搭載される予定で、8速AT内に電気モーターが内蔵されるもの。XMの最上級グレード「レーベル・レッド」では、最高出力748ps、最大トルク1000Nmを発揮する。M5では、最大811psまで高められると噂される一方、718psに抑えられるという情報もあり現時点では錯綜している。

M5ツーリングの最初のモデルは1992年に登場、2007年にはV10エンジン搭載バージョンが発売されたが、2010年に生産中止となっていた。ワールドプレミアは2024年初頭と予想されており、そのディテールが明らかになる日は近い。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  4. HKS×Defiコラボ第2弾! ネオクラシック調の追加メーターセット登場…東京オートサロン2026
  5. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る