インフィニティ、初のEVはファストバックセダンに…『ビジョン Qe』発表

市販モデルは日産の米国キャントン工場で生産される予定

日本のモダンラグジュアリーに着想

インフィニティならではの「ダブルアーチグリル」を新解釈

「デジタルピアノキー」のテールランプ

インフィニティ・ビジョン Qe
インフィニティ・ビジョン Qe全 16 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは10月24日、ブランド初のEVを示唆するコンセプトカー『ビジョンQe』(Infiniti Vision Qe)を発表した。

写真:インフィニティ・ビジョン Qe

◆市販モデルは日産の米国キャントン工場で生産される予定

ビジョンQeは将来、日産の米国キャントン工場で生産される予定のインフィニティ初のEVのデザインの方向性を示した1台だ。このコンセプトカーは流麗で低くワイドなフォルムに、「デジタルピアノキー」ライトと印象的なマシンドフィニッシュのホイールを組み合わせている。

また、ビジョンQeには、EV時代におけるブランドの進化したデザインフォーム「Artistry In Motion」を表現した。芸術的なディテールに、フロントからリアへと流れるようなデザインジェスチャーを融合させた、と自負する。流麗でエアロダイナミックなファストバックのプロフィールは、優雅な動きの感覚を醸し出しているという。

長期計画「Ambition 2030」に向けて加速するインフィニティにとって、これらの新型車は、最近刷新されたビジュアルアイデンティティ、リテールアーキテクチャ、新しいマルチセンサリーシグネチャーとともに、ブランドの新たな夜明けと全体的な刷新を告げるものになるとしている。

◆日本のモダンラグジュアリーに着想

ビジョンQeの全体的な方向性を定めるにあたり、インフィニティのグローバルデザインチームは、日本の3つの哲学からインスピレーションを得た。

彼らが目指したのは、非凡な感覚を呼び起こす個性的なデザインだ。そのビジョンを実現するために、スピード感、ダイナミズム、躍動感を表現するボディ、それに洗練と純粋さを醸し出す絶妙なディテールを表現することを重視した。

その結果、インフィニティの未来のオールエレクトリック・ファストバックセダンのビジョンが完成した。ボディサイドに沿った緩やかなプレスラインは、フェンダーのサーフェシングと相まって、エレガントでありながらたくましい存在感を追求している。

インフィニティ・ビジョン Qeインフィニティ・ビジョン Qe

◆インフィニティならではの「ダブルアーチグリル」を新解釈

フロントには、インフィニティならではの「ダブルアーチグリル」を配した。ただし、EV時代に向けて、新しいダブルアーチグリルを採用する。新しいグリルは、フロントマスク内の彫刻的なラインで表現されており、明るいLEDでグリル周囲を照らす。

また、フロントとリアには、インフィニティのデジタルピアノキーライトをブランドの象徴としてあしらった。このデジタルピアノキーライトは、ゴールドの輝きを放つ。

フロントには、新しいインフィニティの立体的なブランドエンブレムを添えた。スリムなヘッドライトは、フェンダーへとつながり、ビジョンQeのワイド感を強調するとともに、デジタルアート性を表現している。

インフィニティ・ビジョン Qeインフィニティ・ビジョン Qe

◆「デジタルピアノキー」のテールランプ

デジタルピアノキーのテールランプは、リアの横幅全体に配置され、エアロダイナミクスリップの中に組み込まれた。テールランプは緩やかなアーチを描いてカーブし、ボディサイドパネルと交差している。

キーホルダーが近づいてくる様子をシミュレートしたアニメーションは、心のこもったもてなしでオーナーを迎え入れるための装備だ。

ボディカラーは、深みのあるブルーのベースコートに光沢のあるゴールドのハイライトを加えたシャドーブルーで仕上げられた。光と影がボディ表面で際立ち、温かみのあるゴールドのイルミネーションを引き立てている。ブルーとゴールドの表現力豊かな組み合わせは、最近刷新されたインフィニティのビジュアルアイデンティティを反映したもの、としている。

《森脇稔》

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