VW初のEVワゴン『ID.7ツアラー』、プロトタイプの写真…実車は2024年発表へ

フォルクスワーゲン ID.7 ツアラーのプロトタイプ
フォルクスワーゲン ID.7 ツアラーのプロトタイプ全 5 枚

フォルクスワーゲンは10月30日、ブランド初のEVワゴン『ID.7ツアラー』(Volkswagen ID.7 Tourer)を、2024年に初公開すると発表した。プロトタイプの写真を公開している。

ID.7ツアラーは、EVセダンの『ID.7』のワゴンバージョンになる。フォルクスワーゲンの新世代EVの「ID.」ファミリーに共通する「MEB」プラットフォームがベースだ。航続を延ばすために、エアロダイナミクス性能を追求した。その結果、ID.7ツアラーの前面空気抵抗を示すCd値は0.24と、セダンのID.7の0.23とほぼ同じとなる。

ショートオーバーハングとロングホイールベースによって、ゆとりの室内空間を可能にした。5名乗車時に、リアシートの背もたれの高さまで荷物を積み込むと、最大545リットルの容量を確保できる。後席の背もたれを倒せば、カーゴスペースの全長はおよそ2m、容量は最大1714リットルに拡大する。

ID.7と同様、ID.7ツアラーもフォルクスワーゲンのドイツ・エムデンの工場で生産される予定だ。『ID.4』に続いて、ID.7はドイツ北西部で生産される2番目のMEBベースのモデルになる、としている。

《森脇稔》

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