カワサキ、Z7ハイブリッド/Ninja 500/Z500をミラノショーで世界初公開

カワサキ Z7 ハイブリッド(EICMA 2023)
カワサキ Z7 ハイブリッド(EICMA 2023)全 9 枚

カワサキモータースは、11月9日に開幕したEICMA 2023(ミラノモーターサイクルショー2023)にて、『Z7ハイブリッド』『Ninja 500』『Z500』を世界初公開した。

カワサキはこの他、10月下旬に発表したZXRカラー&グラフィックの「Ninja40周年記念モデル」に続く、新たなカラー&グラフィックの「Ninja40周年記念モデル」も世界初公開した。

世界初のストロングハイブリッドモーターサイクルとなるZ7ハイブリッドと『Ninja 7ハイブリッド』、カワサキ初の電動モーターサイクル『Z e-1』『Ninja e-1』は、同社が2022年11月に発表したカーボンニュートラルに向けた方針に沿った車種であり、ユーザーや社会のニーズに適応した製品・サービスを提供することで、カワサキブランドをさらに強化し、あらゆる可能性に挑戦していく。

Z7ハイブリッド

フルカウルモデル『Ninja 7ハイブリッド』に続く、ストロングハイブリッドモーターサイクル第2の選択肢となるスーパーネイキッドモデル。451cc水冷並列2気筒エンジン、トラクションモーター、大容量の駆動用バッテリーを搭載。6速ボタンシフトミッション機構を採用し、「スポーツ-ハイブリッド」「エコ-ハイブリッド」「EV」の3つのドライブモードや、モーターを搭載することで実現した今までにない数々の先進機能を備えている。また、スーパーネイキッドZシリーズのシャープで力強いデザインと、ハイブリッドモデルのスマートで高級感のあるイメージを融合させた、アグレッシブ&クリーンなスタイリングを採用。環境性能とエキサイティングなパフォーマンスを兼ね備えた、カワサキの新世代スーパーネイキッドモデルだ。

Ninja 500

「Ninja」シリーズの新排気量モデル。新設計の451cc水冷並列2気筒エンジンは、バランスのとれた出力特性と全回転域での力強い加速を実現。250ccベースの軽量スリムなフレームとのパッケージングにより、幅広いライダーが、日常走行を含む様々なライディングシーンを気軽に楽しめる。また、コンパクトな2灯式ヘッドライトを中心とした新デザインのフロントカウルは、アグレッシブかつ高級感のあるイメージを表現。スーパーバイク世界選手権など、カワサキが戦う最前線のレーシングシーンにインスパイアされた、Ninjaファミリーの一員であることがひと目でわかるスタイリングとしている。

Z500

「Z」シリーズに新たに加わった、500ccクラスのスーパーネイキッドモデル。エンジンとフレームの基本構造はNinja 500と共通ながら、ワイドハンドルバーやアップライトなライデイングポジションなどを採用。積極的な車体コントロールを可能にし、ダイナミックでスポーティなライディングを提供する。また、スーパーネイキッドZシリーズの「Sugomi」デザインを体現。新設計の3灯式ヘッドライトユニットをベースにしたフロントマスクや、コンパクトで流れるようなボディワークが、よりシャープでアグレッシブな新しいZスタイリングを表現している。

Ninja 1000SX 40thアニバーサリーエディション/Ninja 650 40thアニバーサリーエディション

スポーツツアラーモデル『Ninja 1000SX』とオールラウンドスポーツモデル『Ninja 650』に、往年のNinja/GPZシリーズが纏っていた「赤/黒/銀」のカラー&グラフィックを採用する。このファイヤークラッカーレッド&エボニーのツートンカラーとシルバーストライプの組み合わせは1985年モデルの「Ninja(GPZ 900R)」で登場以降、1980年代の数多くのNinja/GPZシリーズにも採用。当時のハイパフォーマンスモデルを象徴するカラー&グラフィックだ。また、「Ninja」や「Kawasaki」のロゴなども当時の形状を忠実に再現。燃料タンクの上部にはゴールドを基調としたチャンピオンステッカー風の記念エンブレムを配するなど、「Ninja」生誕40周年を記念するにふさわしい仕様としている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  3. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る