メルセデスAMG GT 新型、585馬力の高性能2ドアクーペ…新写真を公開

メルセデスAMG GT 新型の「63 4MATIC+クーペ」
メルセデスAMG GT 新型の「63 4MATIC+クーペ」全 20 枚

メルセデスベンツは11月13日、高性能2ドアクーペのメルセデスAMGGT』(Mercedes-AMG GT)新型の新写真を公開した。ボディカラーは「マヌファクトゥーア」のパタゴニアレッドメタリックだ。

新型メルセデスAMG GTの頂点に立つのが、「63 4MATIC+クーペ」グレードだ。4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給した。最大出力は585hp/5500~6500rpm、最大トルクは81.6kgm/2500~5000rpmを引き出す。トランスミッションは9速の「AMGスピードシフトMCT 9G」、駆動方式は4WDの「4MATIC+」のAMGパフォーマンス仕様だ。0~100km/h加速3.2秒、最高速315km/hの性能を可能にしている。

AMG スピードシフトMCT 9 Gには、特別なチューニングが施された。トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを搭載し、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を追求する。トルクコンバーターに見られる損失を低減し、軽量化によってレスポンス向上にも貢献。シフトダウン時の自動ブリッピング機能やレーススタート機能も採用している。

メルセデスAMGのパフォーマンス志向の連続トルク可変配分式4WDシステムの4MATIC+では、駆動トルクの前後配分比を無段階で連続的に変化させることで、最適なトラクションを確保する。さらに、ドライ、ウェット、スノーなどの走行条件下で、高い操縦安定性と安全性を追求した。

常時駆動されるリアアクスルに、可変的にフロントアクスルを接続するのは、電子制御機械式クラッチだ。走行条件やドライバーの運転操作に応じて、最適なトルク配分を常に計算することで、トラクション重視の四輪駆動と純粋な後輪駆動の間を、連続的に変化させながら走行することができる。四輪駆動は優れたトラクションと横方向運動特性を実現し、前後方向の運動特性も改善することから、いっそうパワフルな加速が可能になる、としている。

《森脇稔》

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