初代『プリウス』のバッテリー活用、使用済み電池リサイクル事業を拡大…米トヨタ

トヨタ・プリウス 初代
トヨタ・プリウス 初代全 5 枚

トヨタの北米部門は、ハイブリッド車やEVの使用済み電池リサイクル事業を拡大する。初代『プリウス』が間もなく、北米で寿命を迎えるのに備える。

トヨタ・モーター・ノース・アメリカは、レッドウッド・マテリアルズ(以下、レッドウッド)との間で、循環型のバッテリーエコシステム構築という共通のビジョンに向けて、電動車両の使用済み電池のリサイクルについての協業を拡大する。トヨタはレッドウッド社のリサイクル網から、正極活物質(CAM)と負極銅箔を調達し、トヨタ車向けの車載電池に使用していく。

北米では、20年以上前に発売された初代プリウスをはじめとした電動車が、次々とライフサイクルの最期を迎える。これに伴い、トヨタの車載電池のリサイクルニーズは、今後数年間で大幅に増加することが予想されている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る