BMW『ノイエ・クラッセSUV』を初スクープ! 新時代BEVのグリルは60年代風?

BMW ノイエ・クラッセ SUV プロトタイプ(スクープ写真)
BMW ノイエ・クラッセ SUV プロトタイプ(スクープ写真)全 33 枚

10月末に開幕した「ジャパンモビリティショー2023」でもお披露目されたBMWの次世代EVコンセプト「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」。その新シリーズ最初のクロスオーバーSUVとして登場する新型モデルをスクープした。

◆フロントマスクが明らかに違う!ノイエ・クラッセSUV

「BMWのデザイン革命」と謳われるノイエ・クラッセのコンセプトは、今後多くの新型モデルに採用されることが予定されており、2027年までにクロスオーバーSUVを含めた6車種の発売が公式発表されている。また市販型には第6世代のBMW「eDrive」テクノロジーが搭載され、充電速度は最大30%向上、航続距離も最大30%延びることが伝えられている。

BMW ノイエ・クラッセ SUV プロトタイプ(スクープ写真)BMW ノイエ・クラッセ SUV プロトタイプ(スクープ写真)

「コードNo.NA5」とされるプロトタイプは、ボディが完全にカモフラージュされた状態だ。BMW『X3』とほぼ同じサイズと思われるが、より低く、滑らかな造形となっていることがはっきりとわかる。フロントマスクも従来のBMW車とは明らかに異なる。キドニーグリルは、薄くワイドで、コンセプトモデルを思い起こさせると同時に、中央には1960年代のオリジナル・ノイエ・クラッセ(ニュー・クラス)を彷彿させる楕円形グリルが配置されている可能性もありそうだ。

力強いリアアーチ、リアクォーターウィンドウのホフマイスターキンクが継承され、フラッシュドアハンドルを採用していることも見て取れる。足まわりには巨大な255/45 R20タイヤ、青いブレーキキャリパーが見られることからも、「M50」または「M60」といった高性能モデルか、あるいは「Mモデル」の可能性もある。

BMW ノイエ・クラッセ SUV プロトタイプ(スクープ写真)BMW ノイエ・クラッセ SUV プロトタイプ(スクープ写真)

BMWによると、採用されるアーキテクチャーは最高出力1360psのパワーを供給可能だという。

ノイエ・クラッセシリーズ初のクロスオーバーSUVは、2025年に登場が予想され、実質的に『iX3』の後継モデルとなると予想される。またSUVの発売から2年以内には、少なくとも5台のBEVが導入予定で、それらの一部はドイツで製造、2020年代の終わりまでに同社のサウスカロライナ工場でもノイエ・クラッセベースのモデルの生産が開始される予定だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る