アキュラのスポーツセダン、顔が変わった…『TLX』改良新型を米国発売

アキュラ TLX 改良新型
アキュラ TLX 改良新型全 10 枚

ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは11月27日、スポーツセダン『TLX』(Acura TLX)の改良新型を米国市場で発売した。現地ベース価格は、4万5000ドル(約665万円)と発表されている。

現行TLXは2世代目で、2020年に米国で発表された。米国市場では、レクサス『IS』などと競合する小型スポーツセダンになる今回、デビューから3年が経過し、内外装をリニューアルした改良新型が登場している。

改良新型では、アキュラの「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」のフレームレスバージョンを新採用し、表情を一新した。4つのLEDヘッドライト「JewelEye」と LEDデイタイムランニングライト「Chicane」を組み合わせる。よりアグレッシブな外観を演出するために、ダイヤモンドパターンのメッシュグリルと切削加工仕上げの19インチアルミホイールも標準装備した。

改良新型には、スポーティな「Aスペック」を設定する。ブラックアウトされたエクステリアと「A-Spec」エンブレムに加えて、新形状のスプリットスポークの19インチシャークグレーホイール、大型のデュアルラウンドエキゾーストフィニッシャー、グロスブラックリアスポイラーを装備した。トルクベクタリング機能付きの「スーパー・ハンドリング・オール・ホイール・ドライブ(SH-AWD)」を標準装備する。パワートレインには、ダウンサイズの2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載した。最大出力は272hp/6500rpm、最大トルクは38.7kgm/1600~4500rpmを発生する。トランスミッションは、10速ATを組み合わせた。

改良新型のインテリアでは、12.3インチのセンタースクリーンが採用された。ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」、ワイヤレスのスマートフォン充電パッド、アマゾン(Amazon)の音声アシスト「アレクサ(Alexa)」も標準装備した。また、後席乗員のために、センターコンソール後部にUSB-C充電ポートを2つ追加している。12.3インチのデジタルコックピット「アキュラ・プレシジョン・コックピット」を用意した。このメータークラスターは、アドバンスド、クラフテッドという2種類のメーターレイアウトとギアポジション表示に加えて、先進運転支援システムの「AcuraWatch」の設定や車両情報など、ユーザーが選択可能な機能を含むマルチインフォメーションディスプレイが付く、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  4. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  5. 「1秒で着脱できる」バイク用インカム『H6』が新発売! 高音質で快適ツーリング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る