「TRDオフロード」、トヨタの新型ピックアップトラック『タコマ』に設定…ビルシュタイン製サス装着

トヨタ・タコマ 新型の「TRDオフロード」
トヨタ・タコマ 新型の「TRDオフロード」全 20 枚

トヨタ自動車の米国部門は、中型ピックアップトラック『タコマ』の新型に、「TRDオフロード」(Toyota Tacoma TRD Off-Road)を設定し、年内に米国市場で発売する。

写真:トヨタ・タコマ 新型の「TRDオフロード」

TRDオフロードには、過酷なオフロードアドベンチャーに適したモノチューブのビルシュタイン製リモートリザーバーサスペンションを採用する。このビルシュタイン製サスペンションには、減衰力を増加させる「エンド・ストップ・コントロール・バルブ(ESCV)」が装備されている。

この効果で、アプローチアングルは34.4度、ブレークオーバーアングルは26.1度、デパーチャーアングルは26.1度とした。走行地上高は292mmに引き上げられた。また、車両には複数のカメラを装備した。ドライバーは14インチのタッチスクリーンに表示されるマルチテレインモニターで、オフロードの障害物を確認することができる。フロントとリアには、リカバリーフックとアンダーボディプロテクションが標準装備されている。

4WDハイと4WDロー選択時に機能する「マルチテレインセレクト」は、マッド、ダート、サンドなどさまざまな路面でホイールスピンをコントロールするのに役立つという。オフロードでの低速走行時に、クルーズコントロールとして機能する新しい「CRAWLコントロール」も採用した。ドライバーは5種類の速度の中から選択。車両がこの速度を維持するため、ドライバーはステアリング操作に集中することができる。

オプションの電子制御式リアディファレンシャルロックでは、パワーを後輪左右に配分することができる。「ダウンヒル・アシスト・コントロール」はもうひとつのオフロード機能で、車速を制限することで下り坂の走行を支援する。エンジン、トランスファーケース、燃料タンク、リアデフ用のスキッドプレートも用意されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  2. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  3. 【シトロエン ベルランゴ 新型試乗】室内も走りも、シトロエンらしい“心地いい系”…島崎七生人
  4. 「さすが私が欲しいバイク」ヤマハの原付二種スポーツ『XSR125』が「バイクオブザイヤー2025」に、SNSではファン興奮
  5. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る