ジープ最初のEV『アベンジャー』、市街地での航続は550kmに…2024年型の欧州受注開始

ジープ・アベンジャー
ジープ・アベンジャー全 10 枚

ジープは、ブランド初のEVで、小型SUVの『アベンジャー』(Jeep Avenger)の2024年モデルの欧州受注を開始した。欧州デビューからおよそ1年を経て、小規模な改良を受けている。

2024年モデルには、快適なドライビング体験を可能にするオープンエアスカイルーフを用意した。最適なサポートを実現するマッサージ機能とレザー素材を備えたパワードドライバーシートも設定し、快適性の向上を追求している。

アベンジャーは、ジープブランド初のフルエレクトリックSUVだ。『レネゲード』よりも小型のセグメントに位置づけられる。アベンジャーには、ジープならではの7スロットグリルや、スリムなヘッドライトが装着されている。イエローとブラックのツートン仕上げも用意された。

EVバージョンのアベンジャーの1回の充電での航続は、最大で400km(WLTPサイクル)に到達する。市街地での走行に限れば、航続は550kmまで伸びるという。充電に関しては、急速充電に対応する。およそ3分で、30kmの航続に必要なバッテリー容量を充電することができる。

アベンジャーのEVの2024年モデルの最上位グレードが「サミット」だ。18インチアルミホイール、フルLED ヘッドライトとテールライト、ハンズフリーパワーリフトゲート、パッシブエントリーが装備された。さらに、マルチカラーのアンビエントライト、黄色のダッシュボードパネル、ワイヤレス充電器も採用する。レベル2の自動運転システム、360度のパーキングセンサー、ドローンビュー付きリアカメラも装備されている。

《森脇稔》

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