巨大タッチスクリーンに「スマートエアベント」も、VW『ゴルフ』8.5世代は「中身」が大幅進化!?

VW ゴルフヴァリアント  改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
VW ゴルフヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 18 枚

世界の自動車メーカーがベンチマークとするフォルクスワーゲン(VW)の主力モデル『ゴルフ』。現行型は8世代目に当たるが、現在「8.5世代」と呼ぶべき改良モデルの開発が進められている。これまでハッチバックタイプのプロトタイプが目撃されてきたが、今回はステーションワゴン版『ゴルフヴァリアント』をスクープした。

VW『ゴルフ』8.5世代は「中身」が大幅進化!? プロトタイプの姿

◆8.5世代は「中身」が大幅進化!?

エアインテークコーナーが白くペイントされたプロトタイプは、白いテープやデカール(転写)、黒い偽装コンポーネントで現行モデルを装っているものの最小限のカモフラージュといっていいだろう。これまで「GTI」と「R」の8.5世代プロトタイプを捉えてきたが、今回はベース車両とみられる。

VW ゴルフヴァリアント  改良新型プロトタイプ(スクープ写真)VW ゴルフヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

フロントエンドは、LEDライトバーでつながったスリムなヘッドライトが特徴だ。下部には新型『パサート』と同様の形状の新型バンパーが見える。後部はバンパーが新設計となり、LEDテールライトのグラフィックが刷新される。

8.5世代の目玉は、その内部だろう。大型化されたタッチスクリーンが搭載されることが濃厚で、BEVモデルの『ID.7』に搭載されている15インチユニットに非常によく似たインフォテイメントシステムにアップデートされる。廉価グレードには『ID.3』のような小型の12インチスクリーンが搭載される可能性があるものの、それでも現行モデルの10インチディスプレイよりも拡大される。

VWは操作に難があったステアリングホイールのタッチセンサー式コントロールを廃止すると発表している。8.5世代は物理ボタンをメインとしたものに先祖返りする最初のモデルになるとされ、新しいステアリングホイールは最終的にはVWシリーズ全体に採用されることになる。

VW ゴルフヴァリアント  改良新型プロトタイプ(スクープ写真)VW ゴルフヴァリアント 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

また、ID.7でデビューするデジタル制御の「スマート・エアベント」などの新技術機能も搭載される可能性がある。さらに、2023年モデルで導入され5つ星を獲得したセントラルエアバッグに加え、より充実した先進運転支援システム(ADAS)が搭載されることが予想される。

8.5世代のプラットフォームは「MQB Evo」の改良版を採用し、これがVWグループの他モデルでも順次採用される見込みだ。このモデルは最後のICE搭載ゴルフとなる可能性が高く、パワートレインに関しては大きな変更はないとみられる。しかし、1.0 eTSIおよび1.5 eTSIガソリンと、2.0TDIディーゼルを含む既存のマイルドハイブリッドエンジンに改良が加えられる可能性がある。2.0TSIは「GTI」や「R」といったホットハッチで導入され、電動化がなされると予想される。

ゴルフヴァリアント改良新型のワールドプレミアは、2024年後半となるだろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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