日産、両極走破のアリアをシカゴモーターショー2024で披露…10か月・1万8000マイル

Pole to Pole electric vehicle Arya(シカゴモーターショー2024)
Pole to Pole electric vehicle Arya(シカゴモーターショー2024)全 5 枚

日産自動車は2月8日、米シカゴのマコーミックプレイス・コンベンションセンターで開催されたシカゴオートショー2024(シカゴモーターショー2024)で、北極から南極まで走破した『アリア e-4ORCE』を公開した。

この車両は夫婦の冒険家、クリスとジュリー・ラムジーが操縦し、10か月以上にわたり1万8000マイル=2万9000km以上を旅した。北極から南極までを走破した初の車両であり、EVでもある。ラムジー夫妻は2023年3月に1823年の磁北極点から出発し、北米、中米、南米を横断して2023年12月中旬に目的地に到着した。

アリアに施された改造は、EVが極限条件下でも機能する能力を示すため、意図的に最小限に抑えられた。バッテリーやパワートレインに変更は加えられず、ただ雪や氷の上を走行するために39インチのBFグッドリッチタイヤを収めるためにフェンダーが広げられた。

追加装備には、軽量な風力タービンと太陽光パネルを組み合わせた再生可能エネルギー発電機がある。これにより、極地近くの強風と長時間の日照を利用してアリアを充電することができたという。

シカゴモーターショー2024は2月10日に一般公開され、2月19日まで開催される。

《レスポンス編集部》

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