MINI 新型のEV、ベースグレード「クーパーE」発表…航続は305km

MINI クーパー・エレクトリック の「クーパーE」
MINI クーパー・エレクトリック の「クーパーE」全 11 枚

MINIは2月24日、新型3ドアハッチバックEV、MINI『クーパー・エレクトリック』(MINI Cooper Electric)のベースグレード、「クーパーE」を欧州で発表した。

写真:MINI クーパー・エレクトリック の「クーパーE」


◆「クラシック」仕様はイエローのボディカラーにホワイトルーフを用意

クーパーEは、「クーパーSE」の下に位置するMINIクーパー・エレクトリックのベースグレードだ。クーパーEには、4種類の仕様が用意される。中でも「クラシック」仕様では、ボディカラーとコントラストを効かせたルーフの仕上げが特長。ボディカラーには、明るいサニーサイドイエローが設定され、ルーフとドアミラーカバーは、ホワイトでコントラストが付けられている。

クラシック仕様では、コックピットの表面をブラックとブルーのツートーンのニット素材で覆う。これが、ベスキン製の合成レザーシートとのスタイリッシュなコントラストを生み出すという。シートカラーはグレーとブラックの2色で、ハウンドトゥース・パターンのパンチングが施されている。

クーパーEでは、典型的なMINIのプロポーションが車両のシルエットを形作っている。コンパクトなサイズは、駐車スペースの確保だけでなく、ハンドリングも容易にしているという。

◆クーパーEのモーターは最大出力184hp

MINIを象徴する3ドアハッチバックの新型は、EV走行の楽しさを実現するために、クーパーEとクーパーSEの2つのパワーレベルを用意する。クーパーEでは、モーターが最大出力184hp、最大トルク29.6kgmを引き出す。0~100km/h加速は7.3秒の性能を発揮する。

リチウムイオンの高電圧バッテリーは、床下にレイアウトされ、最適なロードホールディングと重量配分を実現するとともに、車両の安定性と敏捷性を追求する。クーパーEの場合、バッテリーの蓄電容量は40.7kWh。これにより、1回の充電での航続は、最大305km(WLTPサイクル)を可能にしている。

バッテリーは、最大出力11kWの交流(AC)で充電することができる。直流(DC)による急速充電では、クーパーEは最大出力75kWで充電できる。急速充電ステーションでは、およそ28分でバッテリー容量の80%を充電することが可能だ。

MINI クーパー・エレクトリック の「クーパーE」MINI クーパー・エレクトリック の「クーパーE」

◆直径240mmの丸型OLEDディスプレイ

「MINIインタラクション・ユニット」を採用した。MINIらしいユーザーインターフェースデザインを導入した直径240mmの丸型OLED(有機EL)ディスプレイが、ダッシュボード中央に配置される。最大8種類の「MINIエクスペリエンス・モード」では、光、ユーザーインターフェースデザイン、ドライブ設定、サウンドを調和させることで、没入感のあるドライビング体験を追求する。

MINIインタラクション・ユニットの背面にあるオプションのライトプロジェクターは、選択したエクスペリエンス・モードに合わせて、ダッシュボード全体を色やパターンで照らす。

「MINIインテリジェント・パーソナル・アシスタント」は、「Hey MINI」と呼びかけると起動し、「MINI」または「Spike」(オプション)のビジュアライゼーションとともに利用できる。パーソナル・アシスタントは、音声コマンドで重要な機能を操作でき、乗員のリクエストに応える。現在話しているのがドライバーなのか、助手席乗員なのかを認識する。

◆フロントに丸型ヘッドライトと八角形グリル

MINIクーパー・エレクトリックは、ひと目でMINIと分かるデザインを追求した。クラシカルな丸型ヘッドライトと八角形グリルがフロントに配されており、MINIの特長的な顔つきを演出している。オプションの「シグネチャーモード」を備えたLEDヘッドライトは、車両の個性を強調し、その個性をより際立たせる、と自負する。異なるデザインのライトモードは、ウェルカムのアニメーションで始まり、グッドバイのアニメーションで終了する。

アルミホイールは、エアロダイナミクスを追求して最適化されたデザインとした。クーパーEでは、16~18インチのアルミホイールを用意している。

アクティブ・クルーズ・コントロールは、前走車との車間距離を自動的に制御し、道路状況を継続的にモニターする。これにより、予期しない渋滞など、危険な状況を早期に認知することができる。パーキング・アシスタントは自動的に駐車スペースを認識し、スイッチを押すだけで自動駐車のプロセスを引き継ぐ、としている。

《森脇稔》

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