東証で史上初の4万円突破、トヨタなど自動車株は軒並み値下がり[新聞ウォッチ]

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高揚感というのか、景気が良くなったという実感が湧いて、小躍りしている人がどれほどいるだろうか。

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週明け3月4日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が、史上初めて4万円を超えて、終値も前週末比198円41銭高の4万109円23銭で、2営業日連続で最高値を更新。わずか10日ほど前の2月22日にバブル絶頂期でつけた最高値(3万8915円)を約34年ぶりに更新したのに続き、節目となる4万円台を急ピッチで突破してしまった。

きょうの各紙も産経と日経が1面トップで「東証初の4万円台 急ピッチで上昇、半導体株牽引」などと報じたほか、読売、朝日、毎日も1面準トップで取り上げている。一方で、経済面の関連記事では「株上昇急ピッチ、『いびつな相場』警戒感も』として、「市場では相場の過熱を警戒する声も出ている」と指摘。朝日も「特定の銘柄が牽引する株高には危うさも潜む」。さらに東京は「上昇相場を主導してきた半導体関連株に買い注文が偏り、最上位プライム市場の銘柄の7割超が値下がりした」とも伝えている。

例えば、自動車関連銘柄の終値をチェックしても、微増のスズキ(5円高)や三菱自動車(2.8円高)を除くと、スバル(34円安)、マツダ(31円安)、トヨタ自動車(18円安)、日産自動車(6.2円安)、ホンダ(2.5円安)など利益確定売りが目立ち軒並み値を下げた。対米ドル=150円超という円安の恩恵を受けながらも「初の4万円突破」とは乖離しているようだ。

2024年3月5日付

●株上昇急ピッチ,初の4万円台「いびつな相場」警戒感も(読売・7面)

●テーマパーク新施設続々、客単価重視値上げも(読売・7面)

●グッドスピード宇佐美TOBへ、「ウソ納車」不適切会計(朝日・6面)

●日産、減額強要30億円か、公取委勧告へ、下請け30社以上に(朝日・28面)

●トヨタ、全工場が稼働(産経・10面)

●ビッグモーター、前副社長ら13人書類送検、街路樹伐採・枯死疑い(産経・23面)

●中古車販売、新型100店舗、オートバックス、独自保証で競争力(日経・14面)

●電動農機のバッテリー、クボタが自社生産検討(日経・14面)

●米GM、電動車は視界不良、時価総額、直近ピーク時の半分、HV優位の日本勢恩恵も(日経・18面)

《福田俊之》

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