トヨタ車体の樹脂素材は間伐材配合…人とくるまのモビリティ展 2024に出展へ

トヨタ車体のブースイメージ
トヨタ車体のブースイメージ全 2 枚

トヨタ車体は5月から7月にかけて横浜、名古屋、オンラインの3会場で開催される「人とくるまのテクノロジー展2024」に出展する。

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同社は、より少ない資源利用や環境負荷で、豊かで高付加価値な生活を生み出す「More Value, from Less:減らす技術で、豊かな未来を」をブースコンセプトに、二酸化炭素排出量低減などの社会課題の解決策の一つとして「TABWD タブウッド」と「Parkooler パークーラー」を展示する。

「TABWD タブウッド」とはトヨタ車体が開発した新型の樹脂素材で原料に間伐材を使用することが特徴。成長過程で二酸化炭素を吸収した間伐材を活用することでカーボンニュートラルに貢献するとともに、再使用可能なためサーキュラーエコノミーにつながるなど環境に配慮した新型の樹脂だ。ブースでは「TABWD タブウッド」の意匠性や風合いを生かし、自動車の内外装部品以外にも食器や玩具などが展示される。

また、トヨタ自動車と共同開発した新システム「Parkooler パークーラー」も展示する。「Parkooler パークーラー」は通常エンジン停止時には使えないカーエアコンを、電動化により停車時でも使えるようにしたもの。既存のエアコンシステムに対し大幅な改造を加えることなく搭載できるため、様々な車に搭載が可能となる。

《園田陽大》

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