トヨタのハイブリッド車、ブラジル販売10万台達成…バイオ燃料との組み合わせでCO2削減

トヨタ・カローラクロス・ハイブリッド(ブラジル仕様)
トヨタ・カローラクロス・ハイブリッド(ブラジル仕様)全 2 枚

トヨタ自動車は5月22日、トヨタとレクサスの両ブランドで合計10万台のハイブリッド車をブラジルで販売したと発表した。この達成は、同社がブラジルで66年間にわたって築いてきた歴史の中で、重要なマイルストーンになるという。

現在、ブラジルで走行している電動車のうち、3台に1台はトヨタまたはレクサスだ。2023年だけで、両ブランド合わせて2万1000台以上のハイブリッド車が販売され、そのうち2万台は現地生産された『カローラ』と『カローラクロス』だった。これにより、国内での雇用の創出にも貢献している。

トヨタのハイブリッド車は、ブラジルで開発されたハイブリッドフレックス技術を採用しており、電動モーターの高効率とエタノールを使用したフレックスエンジンの低CO2排出を組み合わせている。この技術は、実用的でアクセスしやすく、持続可能であり、ブラジルのバイオ燃料の特性に一致している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 【スズキ バーグマンストリート125EX 試乗】125ccスクーター3兄弟で「最もラグジュアリー」である理由…伊丹孝弘
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. 闇を纏う革新!レイズ VOLK RACING『Black Shadow LTD.』シリーズの圧倒的魅力PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る