アキュラの最上位SUV『MDX』、表情変化…2025年型を米国発売

アキュラ MDX の2025年モデル
アキュラ MDX の2025年モデル全 5 枚

ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは5月28日、最上位SUV『MDX』(Acura MDX)の2025年モデルを米国で発売した。

2025年モデルは、新しいアグレッシブなフロントフェイシアとオープンフレームの「ダイヤモンドペンタゴングリル」を採用した。アキュラのシグネチャーの「ジュエルアイ」LEDヘッドライトと「シケイン」LEDデイタイムランニングライトがフレームを飾る。

さらに、スポーティな「A-Spec」グレードは、よりアグレッシブなフロントフェイシア、フレームレスのダイヤモンドペンタゴングリル、ブラックアウトされた外装、A-Specエンブレム、20インチの新デザインホイールを装備した。テクノロジーパッケージとアドバンスパッケージを選択した場合も、新しい20インチホイールが採用される。新色として、キャニオンリバーブルーメタリックとアーバングレーパールが初めてMDXに導入される。

2025年モデルには、新しい12.3インチタッチスクリーンインターフェースが標準装備され、「グーグル・ビルトイン」、ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」も標準となった。新しいタッチスクリーンインターフェースに加え、より機能的なセンターコンソールが採用され、ワイヤレス充電パッドへのアクセスが向上している。

安全面では、「アキュラウォッチ」の安全技術とドライバーアシスト機能が全車で強化されている。また、2025年モデルは、バング&オルフセンと共同開発した高級オーディオシステムを搭載した。テクノロジーパッケージ、アドバンスパッケージ、A-Specモデルには、19スピーカー、1475ワットのバング&オルフセンオーディオシステムが装備されている。

さらに、2025年モデルは、ロードノイズを10%削減するためのアップデートが施された。前後のフェンダーライナーの改良、ドアインシュレーターの追加、リアドアのラミネートガラスが採用されている。

《森脇稔》

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